チェルシーの”後輩”サールがリュディガーの去就に言及「僕にはわからないけど…」

チェルシーDFマラング・サールが、同じくチェルシーで活躍を続けるDFアントニオ・リュディガーについてコメントした。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

　リュディガーは来夏で現行契約が満了するため、チェルシーと契約延長交渉を続けているが、希望する給与額に隔たりがあり難航中。レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンなど多くのクラブが関心を示しているとみられており、去就に注目が集まっている。

　能力は間違いなしのリュディガー。12日に行われたカラバオ・カップ準決勝セカンドレグのトッテナム戦ではコーナーキックから得点も決め1−0の勝利に貢献した同選手について、同じくトッテナム戦で4バックの一角としてともに出場したサールが称賛している。

「彼はピッチ上でもピッチ外でも素晴らしい存在だ。ピッチに立てば、常にハートをぶつけ、エネルギーを注入し、チームメイトを助けているし、彼がいかに影響力のある選手であるかということがわかるよね」

「彼はただ大きいだけでなく、ボールを扱うのもうまいし、自分だけでなく、常にチームを助け、チームにタフネスをもたらし、引っ張っていっている」

　続けて注目の去就についても触れたサールは、「わからない」としつつも“先輩”の残留を願った。

「それは僕にはわからないことだけど、彼が素晴らしい選手であることはわかっている。彼とは毎日一緒にトレーニングして、会えばいつでもチームメイトを助けてくれる。彼とともに毎日プレーするのは本当に楽しいよ」