阪神淡路大震災から27年… オリックス・T-岡田「風化させてはいけない」

7

2022年01月16日 18:51  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

イベントに出席したT-岡田(中央)[写真=北野正樹]
◆ 例年通り神戸でトレーニング

 オリックスのT-岡田が16日、大阪市内で開かれた「大阪スポーツコミッション」の設立記念イベントに出席。大阪をスポーツで元気にするとともに、17日で発生から27年を迎える阪神・淡路大震災について「風化させてはいけない」と、改めて震災への思いを語った。

 同コミッションは、大阪府がスポーツを都市の魅力となる有力なコンテンツとして活用することを目的に、在阪のスポーツチームと連携。観光や文化などと組み合わせたスポーツツーリズムを推進するとともに、生涯スポーツの振興を図るために設立。オリックスやサッカーのセレッソ大阪、バレーボールのサントリー、ラグビーの近鉄など15チームが加盟している。

 T-岡田は設立総会後のトークイベントに、加地亮・ガンバ大阪特命広報大使、酒本憲幸・セレッソ大阪アンバサダー、卓球女子の日本ペイント・打浪優選手と参加。「ずっと大阪にいるので、スポーツを通じてみんなが協力して盛り上げることはいいこと。コロナ禍で暗い話題が多いが、体を動かすことですっきりとすることもある。体を動かすことの大事さを知ってもらえたら」と語った。

 年末年始の自主トレは、大阪市内の球団施設で行っていたが、10日からは、例年通りほっともっと神戸で汗を流している。「施設として最高の環境」というのが、ほっともっとを使う理由だという。迎える17年目のシーズン。「まだまだ34歳。伸びしろはあると思う。キャリアハイを目指して、しっかりとチームの勝利に貢献したい」と語り、「打率、打点、すべてですね」とタイトル獲得に意欲を示した。

 17日は1995年に発生した阪神・淡路大震災から27年。大阪府吹田市内のマンション7階に住んでいた当時、大きな揺れに、誰かが体を揺すって起こしているのかと思ったという。

 「神戸の方は、忘れたくても忘れられないことですし、風化させてはいけないと思う」。当時「がんばろうKOBE」で被災地に希望を与えたオリックス。その思いを、今も受け継いでいる。


取材・文=北野正樹(きたの・まさき)


【動画】“浪速の轟砲”T-岡田の超特大2打席連発!

このニュースに関するつぶやき

  • 体験した人は絶対忘れない。あの時の事は今でもハッキリ覚えている。
    • イイネ!3
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(2件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定