「多くの言語のバースデーソングで…」クロップ監督、今季6点目の南野を称賛

リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブの日本代表FW南野拓実を称賛した。クラブ公式サイトが16日にコメントを伝えている。

　リヴァプールは16日、プレミアリーグ第22節でブレントフォードと対戦。44分にブラジル代表MFファビーニョのゴールでリヴァプールが先制すると、69分にイングランド代表MFアレックス・オックスフォード・チェンバレンが追加点を挙げた。

　74分にチェンバレンに代わり南野が投入されると、3分後の77分に南野がゴール。27歳の誕生日である南野がバースデーゴールで今シーズン公式戦6点目を挙げる形となり、リヴァプールは3−0でブレントフォードに勝利して2位に浮上した。

　クロップ監督は試合後の会見で南野について触れ、「今日は多くの言語のバースデーソングで始まり、本当に素敵だったよ。だからタキは試合前にすでに素敵な歌で元気づけられていた」と試合前の出来事を明かした。

　同監督は「試合に出場して素晴らしいゴールを決めたことは、彼にとっても私達にとっても本当にいいこと。とても重要なことだよ。タキは今、いい状態なのでとても助かるね」と南野を称賛した。

　また、南野が昨月に筋肉系の軽傷を負っていたことについて、クロップ監督は「ケガをするとリズムが崩れるし、色々なことが起こる。この前の試合は90分間プレーして、今日も試合に出た」と述べ「彼は今、とても調子がいいよ」と話した。