前回からの続き。ママ友から年齢を聞かれたとき、相手は答えず自分だけが年齢を言う状況に戸惑いを感じている投稿者さん。年齢を答えることそのものに抵抗はなくても、自分は教えたのに相手は秘密のまま……という不公平さが腑に落ちないのでしょう。たしかに自分のことだけ一方的に知られるというのは、あまり気持ちのいいものではありませんよね。これにはママスタコミュニティのママたちからも共感の声があがっていました。
あまり親しくないママ友から突然年齢を聞かれたら……ママたちはどのように答えるのでしょうか?
軽くスルーする
あまり答えたくない質問は軽くかわすのもひとつの手でしょう。
『「若くないから!」って返す』
『「恥ずかしいのでそれはご想像にお任せします!」でスルー』
『「もういい歳ですよ」って言っておけばいいと思う』「若くないから答えるのは恥ずかしいです!」とハッキリ言ってしまう方法です。笑顔で答えることで角が立ちにくいかもしれません。答えたくない、恥ずかしい! と言っている人に無理には踏み込めませんよね。きっぱりと「答えたくない」と言ってしまえば、相手のママ友もそれ以上は聞いてこないのではないでしょうか。
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先に相手の年齢から聞いてみる
もしそれでも相手がグイグイと聞いてくるのであれば相手にも聞き返してみましょう。
『聞かれたら「○○さんは何歳なんですか?」と聞く。「若くないから」と言われたら、「私も若くないので」と笑顔でおしまい』
『一旦「もう若くないから」とか「いい歳ですよ」と誤魔化す。もし相手から年齢を言ってきたら答えるし、言わなかったらそれで終わり』
『相手に先に聞いてみて「若くないから」って言われたら「そんなことないですよー、何歳ですか?」ってさらに聞いたらいいと思う。それでも教えてくれなかったら「私だけ言わせないで下さいよ〜」っ言ったらさすがに言うんじゃないかな。もしそれでも教えてくれなかったらその人を避けるようにするかな』先に相手の年齢から聞いてみるというだけではなく、相手のママ友の出方を窺うという方法も。相手に「○○さんはおいくつなんですか?」と聞いてみて、相手が年齢を頑なに答えようとしないのなら自分も答える必要はないでしょう。逆にすんなりと答えるのであれば自分も答えるのもいいかもしれません。お互いの年齢を知ったことをきっかけに仲が縮まる可能性もあります。逆に相手の反応によって臨機応変な対応をしてみるのもいいでしょう。
答えないといけない雰囲気なら……
もしどうしても答えないような雰囲気の場合は、どのように答えるのがいいでしょうか?
『「30代」とか大まかに言って、細かい数字は誤魔化したらいいんじゃない?』
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これができたら上級者!?ママたちの秀逸な回答
さてここからは上級者向けの回答をご紹介しましょう。「我こそは上級者!」と思う方はぜひ参考にしてみてください。
『「いくつに見えます?」とウザい返しをしてみる。いくつに言われてもニコリとしてみる』尋ねた側としてはなかなか困惑する回答ではないでしょうか。一生懸命当てようとしても答えを言われずにニコリとされては、さすがのママ友も反応に困ってしまうかもしれません!?
『「永遠の20歳!」と答えたら? それ以降は誰も年齢の話はしなくなるだろうし楽だよ』ノリノリで言うのがポイントでしょう。答えるときのテンションが高ければ高いほど、相手が再び年齢の話を持ち出す確率は低くなりそうです。しかしその様子を周りのママ友に見られてしまう恐ろしい可能性を秘めた諸刃の剣……と言ったところでしょうか。
『「永遠の22歳です!」。それでも食い下がられたら「大学卒業したのが22だからー、22、22、22……あ、私、22より大きな数はわからなくて!」と指を折りながら言ってみよう』「永遠の○歳です!」と答えても食い下がってくるママ友には追撃を! 指折り数えながらも一向にカウントアップされない数字に、相手のママ友は凍り付くかも……。最後の決め台詞はとびきりの笑顔でどうぞ。
『「はくさい」って言う』
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『「若く見られるけど73歳なんじゃ」とか言ってすぐに話をそらす』「73歳なんじゃ」とここだけあえて語尾を変えるのがポイントでしょう。そのあとすぐに違う話題になったら「今のは一体なんだったの?」と相手のママ友も悶々としそうです……。
それでは最後にこちらのコメントをご紹介しましょう。
『今まで一度もほかのママに年齢聞いたことない。だって自分も言いたくないから。自分が言いたくないなら人にも聞かなきゃいいのにね』「自分がされて嫌なことは相手にもしない」。人間関係で大切にしたい基本的な考えではないでしょうか。自分が「答えたくないな」と考えるデリケートな質問は、相手にもしないのが無難でしょう。もし相手がグイグイとプライベートな部分に踏み込んでくる場合には、大まかに答える、まずは相手に聞いてみるなどして上手に避けるのがいいかもしれませんね。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・マメ美