なにわ男子 大橋和也、バラエティでの存在感 豪快な食べっぷりで大活躍、単独初レギュラー番組への期待

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2022年01月19日 06:01  リアルサウンド

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なにわ男子

 なにわ男子の大橋和也とシソンヌの長谷川忍がMCを務める新感覚グルメ番組『黄金の定食』(テレビ東京系)が1月16日よりスタートした。『ゴッドタン』『ピラメキーノ』(テレビ東京系)などを手がけたバラエティの申し子、佐久間宣行プロデューサーと2人がタッグを組み送る日曜深夜のグルメ番組だ。なにわ男子のリーダーとしてグループを牽引する大橋のバラエティにおける魅力と、単独初レギュラーとなる同番組で発揮した実力を振り返ってみたい。


(関連:なにわ男子大橋和也、バラエティでの存在感


■究極の定食メニューを味わい尽くす大橋の表情が見どころ


 「どうも〜! なにわ男子のリーダー、プリン食べすぎてお尻プリンプリン! 大橋和也です。よろしくお願いします! からの〜“土”!」の流れはジャニーズファン以外にもすっかりおなじみになった大橋。なにわ男子のデビューを機に多くの番組にメンバーとともに出演したが、弾けるような天真爛漫な笑顔や、厳しいお題にも果敢にチャレンジしていく姿勢でバラエティ力を見せつけた。


 今回初の単独レギュラー番組となる『黄金の定食』は、町の定食屋さんから知る人ぞ知る名店まで様々なお店を巡り、食べる定食を悩みに悩んだ上で、選んだ定食をひたすら食べるという実にシンプルな番組だ。初回放送で大橋と長谷川が訪れたのは、特大アジフライをはじめボリューム満点な定食メニューが豊富な、文京区・千駄木にある大人気大衆食堂。番組冒頭はただただ2人がメニューを見ながらトークするというゆるくてシュールなスタートだ。お店に通いつめてすべてのメニューを完食したディレクターによるおすすめVTRや、26年通っている常連客のコメントを見た上で、それぞれ自分が食べたい定食を決めていく。番組冒頭ではしょうが焼き定食をチェックしていた大橋だが、美味しそうな他のメニューのVTRを見ると気持ちに揺るぎが。迷いに迷った末、最終的に特大アジフライ定食と常連おすすめのマグロ山かけをオーダーした。


 2人の食事シーンも一般的なグルメ番組と違い、食レポ優先ではなく2人の美味しそうに食べる表情がメイン。これまでのグルメ番組とは全く違うカメラワークだが、それだけに思わず見入ってしまい、「明日のランチはこれにしようかな」などと想いを馳せられる内容である。何より注目したいのは、大橋の豪快な食べっぷりと表情。これには長谷川も「美味しそうに食べるな〜」としきりに感心していた。大橋の幸福感溢れる表情を見ているだけでお腹いっぱいである。


 同番組は大橋と長谷川のコンビが気負わず、実に自然体でいることが印象的だ。そして美味しい食事を前にして楽しそうな大橋の表情を見ていると、本当に食べることが好きなんだなと伝わってくる。


 番組開始にあたり行われた記者会見で、大橋は長谷川に対しても持ち前の人懐っこさで「一緒に買い物に行きましょう」と収録の終わりに誘い、ソックスを買ったと告白。自ら先輩に歩み寄り、懐に飛び込む大橋ならではのコミュニケーション力で良い関係性を作っており、その雰囲気の良さが画面を通じて伝わってきた。


■関西ジャニーズJr.時代から培ったバラエティ力が開花


 『あさイチ』(NHK総合)にゲスト出演した際に、司会の博多大吉が大橋に対し「本番が始まる前に何度もヨッシャー! ヨッシャー! と気合い入れしていた姿が可愛い」と絶賛。パフェの盛り付けに挑戦するコーナーでは、大橋はイチゴ柄のエプロンを着て登場。エプロンの裾をつまんでニッコリとポーズをキメるなどサービス精神たっぷりの大橋に、大吉もメロメロであった。爪痕を残すために一つひとつの番組に気合い十分に取り組みながら、画面には柔らかい笑顔で登場するギャップも大きな魅力といえそうだ。


 トップアイドルであっても自ら一発芸を披露するなど、バラエティにおいて切り込み隊長を務める大橋。お約束の“お尻プリンプリン”からの“土”の流れがあることは、バラエティで共演する芸人にとってもツッコミやすい空気ができており、その後のトークで笑いに繋げやすい雰囲気作りに一役買っている。関西ジャニーズJr.時代から培ったトークセンスと対応力をいかんなく発揮した新番組を通じ、ますます大橋の魅力が多くの視聴者に届けられるに違いない。


 今後もバラエティはもちろん、グルメや大食いなど食に関する分野での活躍にも期待したい。(北村由起)


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