<18歳のころの私へ>【後編】「やっておく方がいい」とアドバイスできるなら何を伝える?

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2022年01月19日 10:21  ママスタジアム

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前編からの続き。親となり、すっかり大人になった今。もしも18歳のころの自分にアドバイスができるのなら、何と言ってあげますか? かつて18歳だったママたちから、「やっておく方がいいこと」がいろいろと寄せられました。

学ぶことは大切だよ


今だからこそ、あのころを振り返って言える勉強のこと。当時は両親や周りからそう言われても、聞き流していたママもいるかもしれませんね。ママたちからは実感のこもったコメントが寄せられました。

勉強に専念せよ!

『もっと勉強に力を入れよう』
『大学には行っておいたほうがいい』
『いきなり就職ではなく、専門学校でも通って資格を取ろう』
『せっかく有名大学に入学できたのだから、遊んでばかりいないで勉強しなさい!』
『ガマンせず、大学院まで進もう』
「今のうちにしっかり勉強しておくんだよ」。人生の先輩である両親や親戚から、イヤというほど聞かされた言葉。きっと先輩たちは、学ぶことで「人生の選択肢」が増えると教えてくれていたのでしょう。大人になり、ようやく言葉の本質に気づいたママもいるのではないでしょうか。しかし10代の学生時代に言われても、なぜかちっとも響かない言葉なんですよね……。

「お金」についても学ぼう

『株を勉強しておいたほうがいい』
『純金積み立てを早いうちからしておこう』
『ムダ遣いばかりせず、貯金しなさい』
『パチスロなんかにのめり込むんじゃない!』
若いころはアルバイト代がそのまま自分で自由に使えるお金でした。しかし自分が親となった今、生きていくうえで驚くほどお金が必要と気づかされるのです。保険や税金などにもお金がかかりますし、「知らない」では済まされないこともありますよね。

働いてみないとわからない職場事情


『今勤めている会社は超ブラック企業だよ! 早く次の職場を探そう』
『最初に就職したところは一流企業だし、辞めずに続けよう。もったいないよ』
『地元で就職しましょう』
『次に就職する会社。給料はいいけれど、人間関係が最悪でめちゃくちゃストレスが溜まるよ!』
仕事は楽しくても、人間関係が悪ければ働き続けるのは難しいもの。またその逆もしかり。明るい未来を描いて入社するものの「思い描いていた職場とは違った」と感じる人もいるでしょう。たしかに入社してからでないと見えない部分ってありますよね。

両親が元気なうちに親孝行を。でもガマンは禁物!


家族は大切にね

『16年後にお父さんが大病を患うから、もっと気にかけてあげて』
『妹とのつまらないケンカを長引かせないで、早く仲直りしなさい!』
『お母さんがガンで亡くなるから、今のうちにたくさん旅行に行って思い出を作って』
あるママは妹さんと早く仲直りをするように伝えたいようです。今なら「くだらない」と思えるきょうだいゲンカも、18歳の自分にとっては譲れない部分があったのでしょうね。

別のママは両親の体調を気づかうよう、当時の自分に伝えたかった様子。両親の体調の変化を知っている「今」だからこそ、あのころの自分に伝えたいことだってあるでしょう。両親がいつまでも元気とはかぎりません。日ごろから一緒に出かけたりおいしいものを食べたりして、楽しい時間を過ごすのもいいかもしれません。筆者も結婚する前に、母と旅行にたくさん行っておけばよかったと感じています。子どもに手がかからなくなったら旅行に連れて行くから、まだまだ元気でいてね!

両親の発言や行動に疑問を感じたら……

『あなたの親は俗にいう「毒親」です。親にお金を貸しても一銭も返ってきませんよ』
『ガマンしないで好きな大学に進学し、同時に両親とは距離を置きなさい』
親の変わった思考や行動。自分が成長して家族以外の人と関わりが増えたタイミングで気づいたママも。長年一緒に生活をしてきた両親だからこそ気がつきにくいでしょうし、気づいても拒否できなかった人もいるかもしれませんね。

大丈夫!自分を信じてそのまま進んで!


『今頑張っていることは、20年後でも着実に役立っている! 旦那との出会いにもつながるし、引き続き頑張って』
『今、最高に楽しいでしょ? でも20年後はもっともっと楽しいよ!』
『18歳で結婚も出産もしたけれど、幸せしかないよ。楽しい人生を送っている』
『今付き合っている人と結婚することになるよ。大変なこともあるけれど「結婚してよかった」と思える日がちゃんと来るよ!』
『周囲の言葉に惑わされず、自分の信念を貫いて。あなたの夢は実を結び、20年後は充実した暮らしをしています』
未来の自分から「このままで大丈夫」なんて言葉を言われたら、どんなにうれしいでしょう! 先の見えない未来に不安を抱えることは、生きていればきっと誰もが経験するはず。いいことばかり続くとはかぎりませんが、幸せに過ごせているようですよ。

ママたちから寄せられた過去の自分へのアドバイス。自分の境遇と重なったママもいたかもしれませんね。明日の自分が少しでも幸せになれるような「選択」が、これから先の人生でもできますように。

文・吉岡可奈 編集・藤まゆ花 イラスト・善哉あん

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