料理は「必要な手間」だけかければいい! チャンネル登録者数30万人超えの元フレンチの料理人が教える感動料理

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2022年01月21日 11:11  ダ・ヴィンチWeb

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写真『いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした。』(クキパパ/学研プラス)
『いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした。』(クキパパ/学研プラス)

 本格的なおいしい料理を作るとなると、多くの人は「1からすべて手作りしなきゃいけないんでしょ?」と思ってしまいがち。でも慌ただしい日々の中でそんな時間が取れるはずもなく、自分には無理なことだと諦めてしまう。今の世の中、レンチン調理やフライパン1つでできる料理など、時短レシピが溢れており、実際それで事足りてしまうのもまた現実だ。

 だがしかし。時には適度に手間暇をかけて、無理のない範囲で本当においしい料理を追求するのもいいものだ。圧力鍋で時短できるけれど、じっくりコトコト煮込む中で食材の出汁が溶け合い混ざり合っていく様子、食材同士が相乗効果を生んでいく様子を見守るのは、実は料理の醍醐味だと思っている。『いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした。』(クキパパ/学研プラス)は、そんな料理の魅力、本当においしい料理の作り方を教えてくれる本。

 著者であるクキパパさんは元フレンチの料理人で、YouTubeで30万人のチャンネル登録者を超える「クキパパ料理チャンネル」を運営している人気YouTuber。丁寧かつ無駄のない、必要なところに必要な手間をかける調理法で多くの人に支持されている。本書は、そのクキパパさん初となる著書。丁寧に紹介されている動画同様、ほぼすべてのレシピに分かりやすい調理工程の写真もついている。

 クキパパさんいわく、料理の工程には「必要な手間」と「必要じゃない手間」あるそう。

いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした

「手間こそおいしさのエッセンス」と言いつつ手間をかけるべきところがしっかり絞られているため、同時に手を抜いていい箇所も見えてくるのがありがたい。また、作りやすさのレベルも星の数で明記。これなら「思ったより難しい!」「今やることじゃなかった!」なんて誤算に打ちひしがれることもない。

 例えば、星1つの「チキンソテー」。

いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした

 鶏肉といえばお財布に優しく使用頻度の高い食材で、中でも焼くだけで完成するチキンソテーはメジャーな調理法だ。でもイマイチ皮がパリッとしない、余分な脂が抜けない、身が固くなってしまうなど、自分の作るチキンソテーに残念さを感じている人も多いはず。でも、この方法ならば皮パリジューシーに仕上がるのだとか。筆者も鶏肉は皮から焼いていくのがいいと思っていたので驚いた。最初に身を焼いておくことで、最後の火入れの時短となりしっとりと仕上がるそうだ。これはやってみたい……!

ほかにも、「煮込みハンバーグ」の作り方にも驚いた。

いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした

 筆者はハンバーグを作る際、パン粉を牛乳でふやかし、そこに卵や玉ねぎ、ひき肉などを投入して混ぜていくのだが、本書ではなんと「玉ねぎを牛乳で煮る」! 玉ねぎを……牛乳で……? いったいなぜ? と一瞬混乱したが、こうすることでコクの中に心地よい甘みを感じる味わいに仕上がるのだとか。玉ねぎも牛乳も元々ハンバーグに使う食材ではあるが、この発想はなかった。普段のハンバーグとどれくらい差が出るのかとても気になる。

 このほかにも、「えっ、そんな作り方するの!?」と思わず二度見してしまいそうになるレシピが満載で、非常に興味をそそられる。日々忙しいとはいっても、たまには少しなら頑張れる日だってある。『いつもの料理を感動レベルにおいしくしたのは、たった1つのコツでした。』は、そんな日の料理を何倍も楽しくおいしいものにしてくれそうだ。筆者も早く作ってみたい。

文=月乃雫


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