ローマで好調のFWアブラハム、今季15点目到達も「嬉しいけどもっと欲しい」

ローマのイングランド代表FWタミー・アブラハムがレッチェ戦を振り返りコメントした。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　ローマは20日、コッパ・イタリア5回戦でレッチェと対戦。先制を許したものの、アブラハムのおぜん立てからマラシュ・クンブラが点を決め振り出しに戻すと、54分にはアブラハムが勝ち越しゴール。レッチェの選手が退場し数的有利となったローマはその後も追加点を挙げ3−1で勝利しコマを進めた。

　試合後アブラハムはインタビューで「スタート時のメンタリティが良くなかった。その後、（ハーフタイム後に）ムヒタリアン、ザニオーロ、ビニャが交代で入ってきて、後半はペースを変えられたんだ」と振り返った。

　また、これでアブラハムは今季15ゴールに到達。それについて問われると同選手は「15ゴールは嬉しいけど、もっと欲しい。チームがチャンスを作ってくれてラッキーだから、できるだけ多くのゴールやアシストでローマを助けたいね」と満足していないと応じた。さらに「彼（ジョゼ・モウリーニョ監督）はすべてを勝ち取ってきたし、僕も勝ちたい。コッパ・イタリアはそのチャンスかもしれない」と今後への意気込みを語っている。