食べすぎや緊張感で胃が重苦しい、もたれるときに押したいツボ3つ【鍼灸師が教える】

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2022年01月21日 20:51  ウートピ

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脂っぽいものやスイーツを食べすぎたとき、また緊張や興奮しているときなど、消化不良で胃がもたれる、重苦しくなることがあります。そこで鍼灸師の陽田志保子さんに、胃もたれをケアするツボについて教えてもらいました。

食べすぎで消化不良になり胃がもたれる

はじめに陽田さんは、胃の苦しさについてこう話します。

「食べすぎると胃での消化に時間がかかり、胃に長時間食べものが残るためにもたれる、不快感を覚えることがあります。また、緊張や興奮、ストレスがあるときは自律神経の作用で消化活動が抑えられます。

そんなとき、胃や腸の運動を活発にするツボを押してみてください。血流や胃のぜん動運動を促して消化を促進させます。また緊張やストレスがあるときは、意識してリラックスしながら指圧しましょう」

ツボ・魚際(ぎょさい)を刺激する

「魚際」は手のおや指のすぐ下付近にあり、「魚」はおや指のつけ根のふっくらとした「魚腹」という部分を、「際」はふち、端を表します。このツボが魚腹のふちに接する位置にあることから名づけられたといいます。

胃腸の機能が低下していると、魚際に青いすじが出るなど、色で胃腸の調子が判断できるとも言われます。暴飲暴食による消化不良や下痢に作用します。また、頭痛やめまい、動悸(どうき)、のどの痛み、イライラや不安感にも働きかけます。

<ツボ「魚際」の位置>

手のおや指のつけ根のくぼみで、手のひらと甲の境目。左右にあります。

<刺激法>
手のおや指で、気持ちよいと感じる程度におや指に向かってひと押し5〜10秒ほどを3〜5回くり返しましょう。指の腹でさするだけでも有用です。

ツボ・章門(しょうもん)を刺激する

「章門」の「章」は目立つ、明らか、終わり、「門」はヒトやモノが出入りするのを監視する場所を表しています。ろっ骨の一番下の左右にあり、ヒトの生命活動に必要なエネルギー「気(き)・血(けつ)」の出入りを調整する門にあたるツボを示すとされます。

消化不良やおなかに水が溜まった状態での胃痛、おう吐など、消化器系の不調に作用します。また、冷えや背中のこわばり、手や足のけん怠感の改善にも働きます。

<ツボ「章門」の位置>

ろっ骨の一番低い位置の真下。腕を体の横に降ろして肘(ひじ)を90度に曲げたときに肘があたるあたり。左右にあります。

<刺激法>
手のおや指やほかの指で、ゆっくりとひと押し5〜10秒ほどを3〜5回くり返します。手のひらでさするだけでも有用です。

ツボ・懸鐘(けんしょう)を刺激する

「懸鐘」は足の外くるぶしの上にあり、「懸」はつり下がる、「鐘」は中国で昔、このツボの位置に鐘の形をした鈴をつけていたことに由来した名称といわれます。このツボは、お腹が張っている、圧迫されているように感じる膨満(ぼうまん)感、胃のむかつき、食欲不振などに作用します。また、脚や腰、背中の痛み、膀胱(ぼうこう)の過活動、鼻血などにも働きかけます。

<ツボ「懸鐘」の位置>

外くるぶしから真上にのぼった線上にあり、くるぶしの中央から手のおや指以外の4本の指をそろえた幅の分を上がったところ。左右にあります。

<刺激法>
どちらか刺激しやすいほうの手で足をつかむように持ち、おや指の腹で気持ちよいと感じる程度にひと押し5〜10秒ほどを3〜5回くり返します。手のひらや指の腹、反対側の足の指先などでさするだけでも有用です。

聞き手によるまとめ

3つのツボ押しをすべてゆっくり実践してみたところ、胃もたれがいくぶんか楽になったように感じます。手、上半身、足と体の上部から下部に向かって押しやすく、デスクワーク中でも押すことができます。試してみてはいかがでしょうか。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル)

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