アストン・ヴィラは21日、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスとの契約延長を発表した。新たな契約期間は2027年6月30日までとなる。
現在29歳のマルティネスは2010年夏に母国クラブからアーセナルに加入したが、加入後はレンタル移籍を繰り返す。それでも、2019−20シーズンにドイツ代表GKベルント・レノの負傷によりチャンスを得ると、守護神の穴を埋める活躍を披露。FAカップ優勝にも貢献するなど、一気に評価を高めた。
同選手は2020年9月、安定した出場機会を求めてアストン・ヴィラへ完全移籍。同クラブでは加入当初から正GKを務めており、1年目の2020−21シーズンはプレミアリーグで15回のクリーンシートを達成した。
アストン・ヴィラでの活躍が評価され、2021年6月には念願のA代表デビューを飾ったマルティネス。昨夏のコパ・アメリカでは6試合に出場し、母国の28年ぶり優勝に大きく貢献した。
マルティネスは発表に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「ヴィラでチャンピオンズリーグ決勝に出たいし、ウェンブリーでのFAカップ決勝やカラバオカップ決勝に出たい。僕は母国にとって28年ぶりのメジャー大会優勝を経験した。ここでも同じことをしたいから、僕はこのクラブに将来を託すことにしたんだ」
2️⃣0️⃣2️⃣7️⃣ pic.twitter.com/OB93NHDQZT— Aston Villa (@AVFCOfficial) January 21, 2022