人気薄の伏兵がしばしば台頭。大荒れもある東海Sで穴党記者が狙いを定める2頭とは

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2022年01月22日 07:02  webスポルティーバ

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 GIフェブラリーS(2月20日/東京・ダート1600m)の前哨戦のひとつ、GII東海S(中京・ダート1800m)が1月23日に行なわれる。

 過去10年の成績を振り返ってみると、1番人気が半分の5勝。3着にも3回入っていて、信頼度はかなり高い。1番人気が予想され、連覇を狙うオーヴェルニュ(牡6歳)にとっては心強いデータと言える。

 とはいえ、8番人気以下の伏兵も馬券圏内(3着以内)に何度となく突っ込んできており、1番人気が勝った年でも3連単では好配当が何度も生まれている。2017年には1番人気のグレンツェントが勝利するも、2着に12番人気のモルトベーネ、3着に10番人気のメイショウウタゲが入って、46万5440円という高配当をつけた。

 それゆえ、日刊スポーツの太田尚樹記者は「最近5年も1番人気、2番人気のどちらかが必ず連対していますが、ふた桁人気の馬も4頭馬券に絡んでいて、ヒモ荒れが多いレースです。穴馬の探しがいのある一戦だと思います」と手ぐすねを引く。

 続けて太田記者は、波乱となる要因とともに今年のレース展開について、次のように分析する。

「フェブラリーSへのステップレースで、GIIの格付けではありますが、年末には地方交流GIの東京大賞典(大井・ダート2000m)があって、東海Sのあとにも同じく地方交流GIの川崎記念(川崎・ダート2100m)が控えており、もともと超一線級の参戦が少ないレースなんですよね。そのため、上位人気馬でも"押し出されて"というケースがしばしばあって、伏兵の台頭が頻繁に見られるわけです。

 そして今年も、GI馬の出走はありません。昨年の勝ち馬オーヴェルニュが出走するものの、確固たる本命馬は不在。混戦模様と言って、間違いないでしょう」




 そこで、太田記者はデュードヴァン(牡5歳)を穴馬候補に挙げる。

「昨年のこのレースでは発馬で頭を上げて後方からの競馬になりましたが、メンバー最速の末脚を繰り出して4着。2着とはコンマ1秒差でした。今年は、それ以上の結果が期待できると思っています。

 もともと追い込み一辺倒の馬でしたが、2走前のオープン特別・グリーンチャンネルC(3着。10月10日/東京・ダート1400m)で短い距離を使ったのが刺激になったのか、前走のオープン特別・師走S(12月11日/中山・芝1800m)では、好発を決めて3着と好走。中団につけてレースを運ぶことができたのは、大きな収穫でした。

 その後、加藤征弘厩舎から池添学厩舎へ転厩。今回はその初戦となりますが、馬自体はいい状態を維持しています。今回初めてコンビを組む松山弘平騎手も追い切りに乗ったあと、『いい意味で変わらず、(環境の変化にも)対応してくれていると思います』と好評価を口にしていました。うまく流れに乗れれば、一発あっても......」

 太田記者はもう1頭、重賞実績豊富なベテランに注目する。

スワーヴアラミス(牡7歳)です。かなりズブいうえに気難しいため、成績は安定していませんが、重賞2勝、オープン特別2勝という実績があります。意外性という点では申し分ない存在だと思います。

 ここ2走は7着、8着と馬群に沈んでいますが、2走前のGIIIみやこS(11月7日/阪神・ダート1800m)は発馬直後に躓いたことが響きました。前走のGIチャンピオンズC(12月5日/中京・ダート1800m)も発馬のタイミングが合いませんでした。おかげで、どちらのレースも流れに乗れず、持ち前のしぶとさを生かせずじまい。ともに度外視していいでしょう。

 中京ダートでは3戦1勝ですが、本来ならタフなこのコースは合うはず。理想はパサパサの良馬場です。その点、乾燥して力の要る今の中京はこの馬向きと言えます。

 イレ込みが課題なので、当日のテンションは要チェック。いろいろと条件はつくものの、かみ合えば、ここでも十分にやれると思います」

 JRA今年最初のダート重賞。昨年は3連単の配当が20万円超えという波乱となったが、今年はどうなるのか。"荒れる"とすれば、ここに挙げた2頭がその立役者となってもおかしくない。

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