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通勤バッグ、ブランドバッグ、ママバッグ…全部通って行き着いた先が、軽くて丈夫で高機能な「黒ナイロンバッグ」です。
【比較写真あり】無印良品&IKEAの「大容量の黒ナイロンバッグ」アラフォーのママライターが、通勤・通学にも使えそうな無印良品とIKEA(イケア)の黒ナイロンバッグの使い勝手を徹底比較。
容量や使用感をはじめ、日常使いしてみてわかったことをレビューします!
■【無印良品 VS IKEA】「大きめリュック」対決
■【無印良品】肩の負担を軽くするリュックサック 価格:2,990円(税込)
最初にご紹介するのは、無印良品の「肩の負担を軽くするリュックサック」です。
店舗でこれまでこのリュックを何度も見かけていましたが、ディスプレイはだいたい正面向きなので、正直「よくある形のリュックだし…」とスルーしがちでした。
しかし実際に手に取ると、背面や横にいろいろな工夫が施されている商品だとわかりました。
特に背面の設計には小技が詰まっています。
正面、メイン荷室の2つのジップファスナーを左右に寄せると、ガバッと開きます。
正面側に付いているポケットは1つです。横に長い形でマチも十分。
現金やポイントカード、保険証・診察券、領収証にクーポン券など、あらゆるものを飲み込んでいる分厚い主婦の長財布が余裕で入りました。
そして、右利きの人なら背負ったまま中の荷物を取り出せるファスナーが、背負って右側にあります。これは素晴らしい設計!
両サイドにあるポケットは、ペットボトルや折りたたみ傘が入るサイズ感です。
300mlのお茶がいい感じに収まりました。
内側のポケットは2つ。
面ファスナーのテープをバリバリ剥がすと、最背面にクッション性のあるポケットが1つ。
ノートPCやタブレットは、ここに入れると良さそうです。
【無印良品 肩の負担を軽くするリュックサック】ポケットにモバイルノートPC、メイン荷室にA4ファイルを入れてみました
ノートPCや、A4のファイルもしっかり入ります。
通勤・通学バッグとしても◎です!
背面のリュックの肩ベルトは一見普通のものに見えますが、ここにも工夫が詰まっています。
このショルダーベルト、内側と外側の厚みが異なり、全体が肩に接することで負荷が分散される仕組みになっている特許技術だそう。
背面中央のナイロンベルトは、トラベル用キャリーケースのハンドルに装着できる仕掛けだそうです。
私は外出時、交通系ICカードや家の鍵をまとめたキーケースをカラビナで鞄に吊りさげるのですが、このナイロンベルトに吊り下げると便利だと発見しました。
さらに、素材は撥水ナイロンです。
惜しむらくは、上部の持ち手がちょっと頼りないので、重い荷物を入れたままここを持ったりフックに引っ掛けたりするのは、やや気が引けるかもしれません。
■【IKEA】VARLDENS ヴェルデンス バックパック 価格:3,999円(税込)
続いてレビューするのは、IKEAの「VARLDENS ヴェルデンス バックパック」です。
仕事用に「ノートPCや取材用A4ファイルを持ち歩けて、5,000円以内」という条件でリュックを探していて、アウトドアブランドや東急ハンズなども覗き、最終的にコレだと思ったのがIKEAでした。
背面側に、A4サイズが収まるポケットが2種類。
ジップファスナーのポケットにはクッション材が入っているので、PCやタブレットはここが定位置になりそう。
背に当たる側の面はテープパーツで閉じることが可能です。
サイズはかなり大きめ。先ほどご紹介した無印良品のものだと1泊程度ですが、IKEAのこのリュックなら2泊以上いけそうです。
肩ひもの下側は金属製のパーツになっており、犬のリードを連想しました。頑丈です。
下部のポケットにはマチが付いていて、カバー付きのスマホ、パンパンの名刺入れも余裕で入ります。
中央にはイエローのジップポケットがあり、デザインのポイントになっています。ファスナーに付いたストライプのテープが可愛いです。
底まで深さがあるので、私は普段は巨大長財布を入れています。
両サイドにポケットがありますが、それぞれデザインと素材が違います。これは地味に嬉しいポイント。
【IKEA VARLDENS ヴェルデンス バックパック】メッシュ地のポケット
反対側のポケットはメッシュで伸縮するようになっているので、ペットボトルや折り畳み傘の収納向きです。
内側には、面ファスナーで着脱可能なメッシュポーチと、サイズ違いで複数のナイロンポケットが。
メッシュポーチを取ると、4つのポケットとベルトが。
ナイロン地ポケットの深さと幅には絶妙なバリエーションがあり、私は普段、ここにペンや薄型マウスを入れています。
最後に無印良品とIKEAのリュックを比べてみました。
IKEAはちょっと四隅が外側に広がる感じの四角形です。
注目してほしいのは肩ベルトの付け根で、左右の始点が離れ気味なこと。なで肩や小柄な方には着用バランスが難しいかもしれません。
背負ったシルエットも、全体的に後ろに引っ張られるイメージになります。
■【無印良品 VS IKEA】「コンパクトバッグ」対決
第2ラウンドは、お買い物やサブバッグに便利な、折りたためるコンパクトバッグ対決です。
どちらもなんと1,800円以下! どんな商品なのか、さっそく見ていきましょう。
■【無印良品】たためる撥水横型マイトートバッグ/価格:990円(税込)
次は無印良品の「たためる 撥水 横型マイトートバッグ」をご紹介します。
筆者は子どもの保育園送迎や買い物のみで荷物が最小限の外出時に、財布はボディバッグに入れて装着し、こちらをサブバッグとして使用しています。
リュック同様かなりハリのあるナイロン素材で、なんと中に荷物が入っていなくても自立します。
そして撥水素材です。ファスナー等は付いてないので上から雨が降ったら濡れちゃいますが、汚れもつきにくく目立ちません。
ポケットは外側に左右2つ、内側に1つ。ポケットのマチも広いので、スマホも余裕で受け止めてくれます。
私は普段、外ポケットによく使うお店のクーポン券を入れてます。
メイン荷室はA4ファイル、ノートPCもちゃんと入るサイズです。
商品サイズは31cm×45cmで、16リットルの容量があります。
たたむととてもコンパクトなので、ショッピングバッグとしても活躍中。
仕事でも私用でも、使い勝手がとても良いです。
正直、「トートバッグなら高品質な雑誌の付録で十分では…?」と考えていた時期もあったのですが、このバッグは買って使い込むほどに「いい仕事するわ〜」と便利さを実感しています。
■【IKEA】VARLDENS ヴェルデンス ジムバッグ/価格:1,799円(税込)
最後はIKEAの「VARLDENS ヴェルデンス ジムバッグ」です。
どことなく学生時代を思い出すような巾着型のナイロンリュックです。
ジムバッグという商品名の通り、ユニフォームや靴を入れるのに向いている縦型デザインです。
ポケットは外側に2つついています。
底まで深さのあるポケットに入れるのは、財布やキーケース、交通系ICカードなどがいいかもしれません。
習いごと用のチェックインカードなどがある場合は、ここを利用すると便利そうです。
もう1つのポケットはそのハーフサイズですが、スマホやペットボトルも十分入るサイズでした。
内側は、リュック同様、ストライプのメッシュポーチがいいアクセントになっています。
マチはありませんが38cm×49cmと大型で、容量は無印良品のトート同程度の15リットルあります。
荷物を詰めると膨らんで可愛いシルエットになりました。
リュック同様厚手のナイロン地でできています。そのため最初は固く、巾着のひもを全部絞っても、穴は閉まりきりません。
使い込んでいくうちに馴染んでいくのかもしれませんね。
【無印良品 IKEA】たたんでみたところ
リュックとして持つ場合、肩ひもはベルトではなく「ひも」ですので、あまり重い荷物や精密機械は入れないほうがよさそうです。
勤め帰りに立ち寄る程度のショッピングなら、エコバッグとしても役立ちそうと感じました。
ママやパパが使うというよりも、やはり小学校高学年〜大学生ぐらいでスポーツに取り組むキッズにいちばん向いていそうです。
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持ち運ぶものや使う人の体型、シーンなどに合わせて検討してみてくださいね!
※値段はセールなどで変動します。
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※デザイン・価格・種類数は変更となる場合があります。