鉄道・運輸機構、石狩・十勝短絡鉄道建設の動画公開 - 1966年制作

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2022年01月22日 18:51  マイナビニュース

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鉄道・運輸機構は、前身である日本鉄道建設公団が1966(昭和41)年に制作した動画「『北の鉄路をひらく』 〜石狩・十勝短絡鉄道建設はじまる〜」を鉄道・運輸機構のウェブサイトやYouTube公式アカウントなどで公開すると発表した。


この動画は、1964(昭和39)年の発足と同時に札幌支社を開設し、鉄道建設事業を国鉄から引き継ぎ、幾多の困難と闘いながら北海道全域の鉄道建設に取り組んだ物語だという。

北海道における鉄道の歴史は古く、いまから約140年前に遡る。新橋〜横浜間、京都〜神戸間に続き、1880(明治13)年に日本で3番目となる手宮〜札幌間(約35km)が開業し、その後、鉄道網は北海道開発の大いなる担い手として年々充実してきた。


動画で紹介される「石狩・十勝短絡鉄道」は追分線、紅葉山線、狩勝線の3路線。現在はJR北海道の石勝線となり、北海道の大動脈として活躍している。工事に先立ち、約260mの試験トンネルを掘り、難工事となる軟弱で膨張性がある蛇紋岩を徹底的に調査した上でトンネルを掘削するなど、北の鉄路の建設に取り組んだ工事の様子を紹介している。(木下健児)
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