米ロス警察に追跡されるオートバイ、生放送中に車と正面衝突で宙を舞う<動画あり>

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2022年01月23日 06:11  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

逃走するバイク(右)と車と正面衝突する瞬間(画像は『Inside Edition 2022年1月22日公開YouTube「Man Fleeing Police Crashes Motorcycle and Dies: LAPD」』のサムネイル)
今月20日午後、米ロサンゼルス市警察のヘリコプターの追跡を受けていたオートバイが乗用車と正面衝突する事故が発生した。この時の様子はローカルニュース『CBS Los Angeles』で生放送されており、多くの人が衝撃を受けている。『New York Post』などが伝えた。

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事故が発生したのは20日午後1時過ぎで、オートバイに乗った男はロサンゼルス西部ウェスト・ヒルズの片側2車線の道路を最高時速約209キロで走行していた。

ロサンゼルス市警察(以下、LAPD)のスポークスマンによるとオートバイは盗難車で、LAPDは当初、ホームセンターの駐車場で警察車両の警光灯を点滅させて停車させようしたが、男は急発進して逃走した。

現場周辺は交通量が激しく危険なことから、LAPDはオートバイを警察車両で追わずにへリコプターでの追跡に切り替えていた。しかし男は逃亡した場所から約3.2キロ(2マイル)の交差点で、左折してきたホンダ車と正面衝突した。

男が衝突の勢いで宙を舞う姿はライブ放送されており、キャスターが「オーマイガー」と声をあげ、言葉に詰まる様子が映し出された。男は約30メートル(100フィート)離れた場所まで飛ばされて地面に叩きつけられており、その場で死亡が確認された。

なおホンダ車に乗っていた2人は軽傷で済んだものの、近所の男性は「衝突された2人を気の毒に思うよ。トラウマでしばらくはぐっすり眠れないだろうね」とショック状態で語り、事故現場の近くで働く男性も「ヘリコプターの音を聞いて外に出ると、店の前の歩道に男が倒れていた。僕もオートバイに乗るからね。あのスピードで事故に遭ったら命はないだろうね」と話している。


LAPDは今月初め、列車衝突5秒前に墜落機からパイロットを救出した様子を撮影した衝撃映像を公開していたが、今回の事故でスポークスマンは「無謀運転は死という悲劇をもたらす。非常に残念な事故がまた起きてしまった」と悔しさをにじませた。



画像は『Inside Edition 2022年1月22日公開YouTube「Man Fleeing Police Crashes Motorcycle and Dies: LAPD」』のサムネイル、『KTLA 2022年1月20日付「Rider on stolen motorcycle killed in West Hills crash: LAPD」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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