プレミアリーグ第23節が23日に行われ、アーセナルとバーンリーが対戦した。アーセナルのDF冨安健洋はふくらはぎの負傷によりメンバーから外れた。
試合はアーセナルがボールを握って押し込む展開となるが、バーンリーの硬い守りを崩し切ることはできない。20分にはエミール・スミス・ロウの折り返しからボックス中央でマルティン・ウーデゴーアがシュートを放つが、相手GKニック・ポープに防がれた。前半はお互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返す。
アーセナルは61分、ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。前回対戦時に直接FKを沈めたウーデゴーアが今回もキッカーを担うが、落としきれずに枠の上へと外れた。
アーセナルは64分にもセットプレーで決定機を迎える。右コーナーキックからウーデゴーアがグラウンダーの鋭いボールをペナルティスポット付近に蹴り込む。飛び込んだスミス・ロウがダイレクトで合わせたが、枠を捉えたシュートは相手GKポープに防がれた。
67分、アーセナルに絶好機が到来。ロングボールを左サイドで収めたスミス・ロウがドリブルでペナルティエリア左まで運び、グラウンダーで折り返す。アレクサンドル・ラカゼットが合わせたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。
アーセナルは86分、コーナーキックの流れからチャンスを迎える。左サイドからガブリエウ・マルティネッリがインスイングのクロスを送り、攻め残っていたガブリエウ・マガリャンイスが頭で合わせるが、シュートに力なく相手GKポープにキャッチされる。
ワンチャンスを狙うバーンリーは後半アディショナルタイム1分に決定機。左サイドからドリブルを仕掛けたドワイト・マクニールは、ペナルティエリア左で左足を振り抜く。しかし、シュートはわずかに枠を外れてゴールとはならない。
試合は引き分けに終わり、アーセナルは公式戦5試合未勝利となった。バーンリーは公式戦での連敗を「3」で止めたが、9戦未勝利となった。
アーセナルは次節、2月10日にアウェイでウルヴァーハンプトンと対戦する。バーンリーの次戦は2月5日に行われ、第17節延期分でワトフォードと対戦する。
【スコア】
アーセナル 0−0 バーンリー