沼地に入ってしまった犬、ドローンに焼き立てソーセージをぶら下げて誘導し無事救出(英)<動画あり>

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2022年01月24日 06:11  Techinsight Japan

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写真沼地に入り込み、3日間も逃げ回っていた犬(画像は『Denmead Drone Search & Rescue 2022年1月16日付Facebook「REF 14130122」』のスクリーンショット)
沼地に入り込み、3日間も逃げ回っていた犬(画像は『Denmead Drone Search & Rescue 2022年1月16日付Facebook「REF 14130122」』のスクリーンショット)
今月13日、リードが外れてしまい1匹の犬が沼地に逃げ込んでしまったというニュースがイギリスより届いた。人が入るには危険な場所だったことから救助は困難を極め、3日目に突入してしまった。そこで思いついたのが、ドローンにソーセージをぶら下げて安全な場所まで誘導するというものだった。お腹を空かせた犬はすぐにソーセージの匂いを察知し、ようやく救助することができたという。救助者が「クレイジーなアイディアだった」と振り返る救助の詳細を『The Guardian』などが伝えている。

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英ハンプシャー州ハバントで今月13日、ジャック・ラッセル・テリアとウィペットのミックス犬“ミリー(Millie、3)”がリードから抜けてしまい行方不明になってしまった。

飼い主らが捜索して数時間後、ミリーは沼地にいるところを発見された。しかしそのぬかるんだ沼地は人が入って行くには危険な場所で、ミリーを直接助けに行くのは難しかったという。

ミリーの話を聞き、同州で行方不明のペット捜索を行う団体「デンミード・ドローン・サーチ&レスキュー(Denmead Drone Search & Rescue)」は水辺のエキスパートである沿岸警備隊に連絡して応援を求めた。沿岸警備隊はカヤックなど様々な方法で救助を試みたが、途中でミリーの姿を見失ってしまいその日の捜索は打ち切られた。翌日には警察や消防隊も加わり、大規模なミリーの捜索・救助活動が再開された。

思いつく限りの様々な方法で救助しようとしたが、ミリーは大勢の人に怯えてしまったのかなかなか思い通りに動いてくれず、結局この日もミリーを助け出すことができなかった。

救助活動は3日目に突入し、この日ミリーがいた場所は数時間すると潮が満ちて逃げ場がなくなってしまう危険な場所だった。一刻も早く安全な場所に移動させるために考えついたのは、もともとミリーの居場所を特定するために使っていたドローンにソーセージをぶら下げてミリーを誘導するというものだった。

この話を聞いた地元住民から焼き立てソーセージの提供を受け、早速ドローンに取りつけてミリーのもとへ飛行させた。3日間も沼地にいて空腹だったミリーにとってソーセージは魅力的だったようで、無事に安全な高い場所までミリーを誘導することができた。

ドローンによって当時の様子を真上から捉えた映像がデンミード・ドローン・サーチ&レスキューのFacebookに公開されているが、長いひもに取りつけられたソーセージが地面の近くで振り子のようにゆっくりと揺れており、それを追いかけるミリーの姿が映っていた。


その後ミリーはソーセージに噛みついて半分ほど食べると走り去ってしまったが、すぐに保護することができ無事に飼い主のエマ・オークスさん(Emma Oakes)と再会できた。エマさんは「ミリーは生のニンジンやキュウリなど与えれば何でも食べますよ。特にソーセージなどのお肉が大好きなんです」と明かしており、食いしん坊だったことが作戦の成功に繋がったようだ。

デンミード・ドローン・サーチ&レスキューの会長を務めるクリス・テイラーさん(Chris Taylor、37)は「もしあの場所からミリーを移動させることができなければ、ミリーは溺れてしまっていたかもしれません」と一刻を争う当時の状況を振り返った。


続けて「あれはクレイジーなアイディアでしたね。ミリーがお腹を空かせていたから上手くいったのだと思います。犬や状況によって救助の方法は変わりますが、似た状況になった場合には同じ方法を使っていきたいですね」と明かしている。



画像は『Denmead Drone Search & Rescue 2022年1月16日付Facebook「REF 14130122」、2022年1月19日付Facebook「UPDATE Millie has been to the vets, and is completely fine.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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