『DCU』横浜流星の成長物語、随所に散りばめられた愛

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2022年01月25日 20:00  ドワンゴジェイピーnews

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日曜劇場『DCU』の第2話が1月23日に放送された。前回のラスト、DCUの隊長、新名(阿部寛)に対し、スパイ疑惑を持った瀬能(横浜流星)の態度が一変。信頼していた新名に裏切られたと思い、憎悪をぶつける瀬能に驚いた人も多かったに違いない。そんな中、北能登で変死体が発見され、DCUメンバーは現地へ向かうのが、今回のストーリーだ。殺害されたのは密漁者と戦う地元漁師のリーダー。漁師たちが「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぐ中、新名はわだかまりの消えない瀬能と共に地元刑事の坂東(梶原善)と捜査に乗り出す。

早くも第2話でわかってしまったことがある。ウォーターミステリーとか、DCUのチームワークとか、多くの要素が重なり合った骨太なドラマであることは間違いない。だけど、隠れテーマは横浜が演じる瀬能の成長物語だと勝手に思ってしまった。もちろん、阿部寛もカッコイイし、日曜劇場らしい組織の中の奮闘も描かれている。だけど、瀬能への愛にあふれた演出がところどころに見えているのだ。



※以下第2話一部ネタバレあり

それを裏付けるように第2話は瀬能のカッコイイシーンが満載。冒頭ではDCUメンバーが逮捕術の訓練中、新名が気になりよそ見をしていた瀬能。飛びかかってきた森田(岡崎体育)に後ろ回し蹴りがさく裂。さすが空手有段者の横浜、とてもきれいな後ろ回し蹴りである。


また捜査中、海に落ちた子どもを発見した瀬能は全力疾走。防波堤の先まで駆け抜け、海に飛び込むシーンはたまらなく格好良かった。上着を脱ぎ捨て、力の限り走る横浜を追うカメラマンは大変そうである。それほどの速さ。反発する新名には乱暴な言葉使いだったが、非常事態に「落ち着いてください、今助けます」と丁寧な言葉使いで救助に向かうところも、瀬能の本当の人柄が出ている感じ。ためらうことなく、そのまま海に飛び込み、子どもを助けた瀬能は、まさに水もしたたるいい男。SNSでは「飛び込みの選手ですか?ってくらい指の先まで綺麗なフォーム」「力抜いて。大丈夫。大丈夫。こんな耳元で優しくささやかれたら逆に溺れる」「1日中、頭の中でささやかれ続けてどうにかなりそうだった」「逆に気失って沈んじゃう」と瀬能の救助シーンにコメントが殺到した。


さらに子どもを救助したまま意識を失い病院に運ばれた瀬能の病室を隆子(中村アン)が訪れると…瀬能の着替えるシーンが。鍛え抜かれた体に「腹筋がもうたまらん」「裸の時にヒロインに乱入されがちな横浜さん」「サービスショットありがとうございます」とSNSを騒がせた。『初めて恋をした日に読む話』でピンク髪をした“ゆりゆり”のお風呂上りシーンを思い出した人もいただろう。


瀬能の本来の性格は隆子とのシーンにも出ていた。リブリーザーの試験を受けるため、隆子の訓練に付き合った瀬能に「早く一緒に泳げるといいね」という隆子。水が怖くなってトラウマが発症したことを隆子も気づいていたのである。「気づいていたんですか、俺のこと」「当然でしょ、あなたのことはずっと見てきたんだから。な〜んてね」という2人の雰囲気がとても良い。瀬能の隆子に向ける表情もとっても優しく、キュン展開を期待してしまう。だけど、隆子が着替えるため「あっち向いてて」と言われたのに、車のサイドミラーで隆子の着替える姿を見てしまう瀬能の照れて戸惑う姿もたまらない。「本当に反省してるの?」と隆子に言われ「もちろん」と言ったときの瀬能が一瞬見せたおちょぼ口が可愛すぎた。


最初は外国人のサンチェス(フェルナンデス直行)が犯人と目されていた。しかし、殺害犯は市議会議員の岡部(古田敦也)で刑事の坂東と共謀し、サンチェスに罪を被せようとしていたことが発覚。

途中、サンチェスが犯人でないことに気づいた瀬能は新名にサンチェスが犯人でないと進言する。どんなに新名とわだかまりがあっても、捜査のためには新名に従い、真犯人を突き止めようとする瀬能の正義感があふれている。新名はまるで瀬能の成長がうれしいとばかり、ニヤリ。この2人の微妙な関係にゾクゾクしてしまう。

真犯人も捕まり、一件落着と思いきや、ラストでサンチェスが逃亡。これにはSNSでも「まさかのサンチェス」「冤罪で申し訳なく思った気持ち返してください」と予想裏切る展開に大きな反響を呼んだ。新名に反発しながらも、捜査にのめり込んでいく瀬能。そんな2人がこれからどんなバディを見せてくれるか、第3話も見逃せない。



文:今 泉


第3話あらすじ

隆子(中村アン)のミスにより、ロドリゴ・サンチェス(フェルナンデス直行)が被害者のスマホを盗んで失踪してしまった。しかも、サンチェスには治安を脅かすある重大な秘密が隠されていたことがわかった。

サンチェスを逃したことで新名(阿部寛)は上から厳しく追及される。さらに、この一件が原因でロシア高官の来日が見送られることになり、隆子は重い責任を感じていた。そんな中、大友(有輝)と聞き込みに出た隆子は、サンチェスと同じ日本語学校に通うマリア・シルバ(エレナ アレジ 後藤)を見つけ、焦りのあまり彼女に怪我をさせかねない行動をとってしまう。やがて、新名はミスを重ねた隆子を捜査から外すと伝える。



しかし、自分の犯したミスを取り戻したい隆子は命令に背き、ひとり捜査に乗り出す。そして瀬能(横浜流星)をはじめDCUのメンバーたちも隆子を励まし密かに協力する。そんな中、事態はゆっくりと最悪の方向に進んでいく…。



日曜劇場『DCU』

毎週日曜よる9:00

(C)TBS



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