松本人志は「今の時代に合わない」? 浜田雅功がどつかずに「ちゃんと教えとけ!」 変わる女芸人との絡み

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2022年01月26日 11:42  Techinsight Japan

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ダウンタウンもコンプライアンスに苦慮か
テレビ業界でもコンプライアンスを意識するようになって久しいが、昨年はBPO(放送倫理・番組向上機構)が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議対象にしたことを発表してお笑い芸人たちをざわつかせた。お笑い界をリードするダウンタウン(松本人志、浜田雅功)も番組で「コンプライアンスやBPO」を話題にしていたが、先日放送された『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)でゲストの女芸人を巡り葛藤を垣間見せた。

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1月20日放送の『ダウンタウンDX』は「M-1&THE W 賞レースファイナリスト芸人SP」と題して錦鯉、オズワルド、モグライダー、オダウエダ、Aマッソといった顔ぶれが集結した。そのなかで異彩を放ったのが茶々だ。茶々はトークが進むと松本人志に失礼な発言を連発してハラハラさせるため、浜田雅功が先輩芸人たちに「ちゃんと教えとけよ」と迫ったほどである。なかでも合いの手を入れて進行を気遣ったオズワルド・伊藤俊介は、オンエア前に収録を振り返り「茶々まじあたまおかしかったです!」とツイートしていた。

茶々は昨年12月13日に『THE W 2021』決勝の1stステージでコント『電車』を披露したところ、しゃべらないネタなのに「最後まで噛まずにできた自分を褒めてやりたい」と泣き顔でコメントしてMCの後藤輝基(フットボールアワー)を苦笑させた。コント前に映される紹介動画では「芸人をやっていることを親にも秘密にしており、ミュージカル女優をやっていると嘘をついていた。普段は芸人っぽい雰囲気はゼロで“意識高い系女子”として生活しています」と話しており、本当かキャラなのかつかみどころのないところがある。

『ダウンタウンDX』では松本人志と会えるのを楽しみにしていたと嬉しそうにトークしながら、急に涙顔になって松本を動揺させる場面が何度かあった。『THE W』5代目王者のオダウエダ・小田結希は茶々からヒントを得て松本とのやりとりで涙顔を見せ、相方・植田紫帆に「誰が悪いの?」と振られると「松ちゃん」と答えて笑いを誘った。松本は周囲から「松っちゃん女の敵やん」、「松本さん今の時代にあってないかも」とツッコまれており、茶々はダウンタウンをいじってまで笑いをとるパターンを作ったのだ。

ダウンタウンと言えば、かつては女性タレントにも容赦なく仕掛けて笑いをとったものである。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系、1997年11月終了)ではコントとはいえ、まだブレイク前のYOUに浜田が抱きついたり、松本が篠原涼子にセクハラ発言を連発。篠原などは松本から頭を叩かれて「涙が出ちゃった」と訴えていた。

当時は問答無用でどついていたが、今はとにかく穏やかに女芸人を扱いつつ笑いも取らなければいけない。やりづらい時代になったがダウンタウンもコンプライアンスに苦慮しながら対応しているらしい。このたび茶々の予測不能な振る舞いに耐えかねた浜田雅功が「お前らちゃんと教えとけっ」と顔をしかめたところ、女芸人から「お前、20年前やったらどつかれてたぞ!」と茶々に言い聞かせる声があがった。


ちなみに茶々は共演者たちが自分の失言で総立ちになってツッコんだことから、オンエア後にTwitterで「先輩方にスクワットさせて お前だけ座って接待されてんな! とお怒りの皆様」、「オズワルド伊藤さんがいなかったら お前死んでたぞ! 命拾いしたな! と思った皆様 申し訳ございませんでした」などと自虐的につぶやいている。篠原涼子は2012年12月に『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』最終回で久々にダウンタウンと再会して「懐かしくなっちゃった」と涙したが、いずれは茶々も松本人志との絡みを思い出して本当に泣き顔を見せる時がくるかもしれない。

画像2、3枚目は『茶々 2019年11月10日付Twitter「このページにいる人って全員どういう心境なの?笑」』『【ダウンタウンDX公式】トスポ 2022年1月20日付Twitter「本日1/20(木)夜10時〜」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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