ニューカッスル、MFリンガード獲得を断念か…マンUと交渉決裂？

ニューカッスルが、マンチェスター・Uに所属するイングランド代表MFジェシー・リンガードの獲得を断念したようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在29歳のリンガードはマンチェスター・Uの下部組織出身で、2014年8月にトップチームデビューを果たした。レスターやバーミンガム、ブライトン、ダービー・カウンティへのレンタル移籍も経験。昨年1月には半年間の期限付き移籍でウェストハムに加入し、昨年夏にマンチェスター・Uに復帰した。今シーズンはここまで公式戦14試合に出場しているが、先発出場はわずか2試合にとどまっていることから、出場機会を求め今冬の移籍を希望していることが明らかとなっている。

　複数のクラブがリンガードに関心を示していることが伝えられている中で、ニューカッスルがマンチェスター・Uと交渉していることが報じられていた。報道によると、ニューカッスルは同選手の給料を全額負担する条件でレンタルでの獲得を目指していたものの、レンタル料金の部分でマンチェスター・Uと合意することができず。交渉は破談に終わったようだ。

　なお、マンチェスター・Uとの現行契約が2022年6月30日までとなっているリンガードは今冬の移籍が実現しなくても、今夏にはフリーで退団することが濃厚と見られている。