アーセナルのミケル・アルテタ監督が、クラブオーナーであるアメリカ人のスタン・クロエンケ氏との会談に臨むためアメリカのデンバーへと飛んだ模様だ。25日に、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
『テレグラフ』によると、アルテタ監督はクロエンケ氏と補強に関する会談を行うために渡米した模様。クロエンケ氏とアルテタ監督は、閉幕が迫る冬の移籍市場でストライカーを獲得するべく話し合ったようだ。
以前よりアーセナルが獲得を狙っていたセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ(フィオレンティーナ/イタリア)は、ユヴェントスへの移籍で合意に至ったとされている。そのため、現在アーセナルはスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(レアル・ソシエダ/スペイン)と、イングランド代表FWドミニク・キャルバート・ルーウィン(エヴァートン/イングランド)をメインターゲットにしていると言われているが、いずれも高額な契約解除金が必要になる模様だ(イサクは7,600万ポンド〈約117億円〉、キャルバート・ルーウィンは5,000万ポンド〈約77億円〉)。
また『テレグラフ』は、クロエンケ氏とアルテタ監督がガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンの去就についても話し合ったと伝えている。問題行動が目立つオーバメヤンの動向も、アーセナルのストライカー獲得計画に大きな影響を与える。