復活を目指す男たちがロッテ投手陣の層を厚くする!

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2022年01月27日 10:10  ベースボールキング

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写真ロッテの種市篤暉(左)と西野勇士(右)[撮影=2020年2月6日]
ロッテの種市篤暉(左)と西野勇士(右)[撮影=2020年2月6日]
◆ 西野は昨季終盤に実戦復帰

 昨季2年連続2位となったロッテの投手陣は、昨季チーム防御率こそリーグ5位の3.67だったが、先発には小島和哉、佐々木朗希、石川歩、岩下大輝、河村説人、エンニー・ロメロ、美馬学、二木康太など、ここ数年で一軍の戦力として名前の挙がる先発候補が増えた。救援陣も守護神の益田直也をはじめ、佐々木千隼、国吉佑樹、唐川侑己、東妻勇輔、小野郁、田中靖洋など充実。投手陣の層は年々と厚くなってきているなかで、今季は順調にいけば西野勇士、種市篤暉が復帰しそうだ。

 西野は20年6月に『右肘内側側副靭帯再建術』、種市は20年9月に『右肘内側側副靭帯再建術』、通称トミー・ジョン手術を受けたため、西野は20年、21年と2年連続で一、二軍登板がなく、種市は昨季一、二軍登板がなかった。両投手とも手術から1年以上が経ち、今季中の一軍復帰が期待される。

 西野は昨年9月29日に行われた巨人との三軍練習試合で実戦復帰し、同年10月に行われたフェニックス・リーグで5試合に登板。11月1日の阪神戦では1イニングをわずか8球に抑える投球を披露した。

 西野は13年に9勝、14年から3年連続20セーブを挙げたが、17年と18年は二軍で過ごす時間が増え、納得のいく投球ができなかった。19年はアメリカで自主トレを行い、「本当に良いときに戻すという感覚はないけど、スタイルは変わらない。そこは変えちゃダメなのかなと思います」と、新しい感覚を手にして同年、先発とリリーフでフル回転し、37登板・70回を投げて2勝3敗5ホールド2セーブ、防御率2.96と再び一軍でチームの勝利に貢献した。

 20年は「ひとつのポジションで投げられたらいいと思います」と先発ローテーション入りを目指し、オープン戦、練習試合でアピールするも、同年6月28日に右肘手術で無念の離脱となった。

 振り返れば、17年と18年に2年間ファームで腐ることなく黙々とトレーニングし19年に復活。今回も当時と状況は異なるが、復帰に向けて20年と21年はリハビリに励んだ。22年は、もう一度一軍で活躍するシーズンを送りたいところ。昨季までの2年間は20年が10回、昨季は9回で打ち切りだったが、今季延長12回まで戦うことになれば、先発、リリーフの両方をこなせる西野が万全の状態であれば、頼りになる存在になりそうだ。


◆ 種市も復帰に期待

 種市は高卒3年目の19年、プロ入り2年間で取り組んできたことに加え、体の使い方、先輩投手の考えなどを学んだことが“合致”し、プロ初勝利を含む8勝をマーク。同年オフに背番号『63』から『16』に変更した。

 20年は開幕投手こそ逃したが、7月11日の西武戦で6回を投げて10奪三振3失点で初勝利を挙げ、この日の試合後に奪三振数もリーグトップに浮上した。7月18日の日本ハム戦で2勝目をマークし、7月25日の西武戦では136球の熱投で、プロ入り初完封勝利も飾った。しかし、先発した8月1日の楽天戦の翌日に一軍登録抹消となり、同年9月14日に右肘の手術を行った。

 コロナ禍により当時ロッテ浦和球場で取材ができなかったため、リハビリしている姿を見ていないが、現状に満足することなく、常に上を目指す高いプロ意識がある種市のことを考えれば、復帰してからの姿をしっかりと思い描きリハビリ、トレーニングに励んでいたことだろう。今年1月のロッテ浦和球場では、キャッチボールしている姿があった。復帰に向けて着実に階段を登っている。

 種市と同じ年齢の山本由伸(オリックス)は昨季、投手四冠に輝き日本を代表する投手に成長しているが、種市もマリーンズのみならず日本球界のエースになれるだけの力を持っている投手だ。精神的にも肉体的にもパワーアップして、一軍のマウンドに戻ってくることを信じ、楽しみに待ちたい。

 西野、種市と右肘を手術する前は、マリーンズの中心投手だった。焦りは禁物だが、1日も早い一軍復帰を待ち望むファンは多い。2年連続2位と優勝まであと一歩のところまできているチームにおいて、彼らの復帰は投手力のアップ、チームに勢いをもたらしてくれるだろう。

文=岩下雄太

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