冬眠を忘れたカエルたちが雪遊びすると…!? 実在のカエルをモデルにしたあたたか〜い物語が冬の絵本の新定番になる予感!

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2022年01月27日 11:11  ダ・ヴィンチWeb

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写真『6ぴきのカエルとひえひえのよる』(つるたあき/KADOKAWA)
『6ぴきのカエルとひえひえのよる』(つるたあき/KADOKAWA)

 新年から全国的な雪景色が見られた今年。さっそく雪で遊び始める子もいれば、「寒いからイヤ!」と雪を嫌う子もいますよね…。でも、カエルくんたちの真似をして遊べば、いいことあるかも。

 絵本『6ぴきのカエルとひえひえのよる』(KADOKAWA)は、デビュー作『かえるじゃん』が第11回リブロ絵本大賞に入賞した若手絵本作家・つるたあきさんの最新作。カエルのイラストや物語を制作している作家さんで、この絵本にも、実在するカエルをモデルにした、かわいいカエルたちが登場します。

6ぴきのカエルとひえひえのよる

 おうちでのんびりと過ごすカエルくんたち。でも、カレンダーを見たカエルくんは、冬眠を忘れていることに気がつきます。急いで眠ろうとしますが、お風呂に入っても、お布団をかぶっても、どういうわけか全然眠れません。

6ぴきのカエルとひえひえのよる

 そんなとき、外を見ると真っ白な景色が広がっています。こんなの見たことない! 眠れないなら外で遊ぼう、と外に飛び出すカエルくんたち。みんな寒くてブルブル。でも、あたたかい格好をすれば寒くない!

6ぴきのカエルとひえひえのよる

 カエルくんたちにとって初めての冬。周りには目新しいものばかりです。カエルくんたちは、どのようにして遊ぶのでしょうか。

 物語の後半では、雪でみんなを驚かそうと考えたカエルくんが大変なことに…! そこで、カエルくんを助けるため、みんなが力を合わせます。すると、思わぬ出来事がカエルくんたちのもとに訪れて…。心温まるラストに注目です。

カエルくんたちの“初めての冬”を一緒に楽しもう

 カエル、カエル、カエルがいっぱい! 作者のつるたさんは、この1冊で100匹以上のカエルを描いたのだそう。どのカエルも表情豊かで、「カエルはちょっと…」というママも、そのかわいさに目覚めてしまうかも!?

 中には、子どもが実際に見たことがあるカエルや、図鑑で見かけたカエルがいるかもしれません。大きさや形、模様がそれぞれ違って、これぞ両生類の多様性!? 「いろんな種類がいるんだね」と話しながら、カエルの違いを楽しめそう。絵本の裏表紙の裏側には、つるたさんが実際にモデルにした6種のカエルの具体的な名前が書いてあるので、そちらもお見逃しなく!

「お気に入りの1匹を見つけてもらえたら」と、つるたさん。1匹のカエルに注目してみると物語の見え方が変わり、また違う楽しみ方ができます。ぜひ試してみてくださいね。

 何があっても明るく元気なカエルくんたち。冬眠するのを忘れてしまったけれど、無邪気に雪で遊び、失敗しないように工夫することで新しい発見をしたり、力を合わせて助け合ったり。子どもが学べることがいっぱいです。ワクワクするストーリーで、全力で冬を楽しもうとするカエルくんたちの姿に、親子共々、元気をもらえるはず。

6ぴきのカエルとひえひえのよる

 初めて経験する冬はとても寒いけれど、みんなで工夫して温まるカエルくんたちの姿は可愛らしく、思わず触りたくなるフワフワの雪、初めてつららや雪だるまを見た時のキラキラ感など、“冬の絵本”らしさもいっぱい。冬って楽しそう、雪ってどんな感触なんだろう…と子どもの興味をそそってくれそうです。森の雪景色や木の幹の中にあるカエルくんのおうちは、大人から見ても幻想的な美しさ。冬の絵本としてプレゼントするのもおすすめです。

文=吉田あき


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