バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネの今シーズンについて、26日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
2020年7月、6000万ユーロ(約77億円)の移籍金でマンチェスター・Cからバイエルンへ加入したサネ。しかし、加入1年目となった2020−21シーズンは、ハンジ・フリック監督の下でその移籍金に見合う活躍を見せられてはいなかった。
そんな中で迎えた今シーズンは、ここまで公式戦28試合に出場し12ゴール13アシストを記録。ブンデスリーガ復帰2シーズン目で目覚ましい活躍を見せ、ヨーロッパ中からの賞賛を集めていると同紙は報じた。
今シーズンからチームを指揮するユリアン・ナーゲルスマン監督は、サネについて「決して特別扱いはしていない。彼は状況を好転させるため、とても強い意志を見せてくれている。彼がよりインサイドでプレーすれば、プレッシングやカウンターアタックの際に短い距離でのカバーで済む。より攻撃に関与できるんだ」と言及しており、この起用法が功を奏しているようだ。
現在、サネの活躍もありリーグ戦で首位を走るバイエルン。来月から決勝トーナメントの戦いが始まるチャンピオンズリーグでも勝ち残っており、同クラブはラウンド16でザルツブルクと対戦する。