ズマ、今夏に加入したウェストハムに言及「素晴らしいシーズンを送っているけど…」

ウェストハムのフランス代表DFクル・ズマが、同クラブへの胸中を明かした。26日、クラブ公式サイトが伝えている。

　現在27歳のズマはサンテティエンヌでプロデビューを果たすと、チェルシーやエヴァートンなどを経て、今夏にウェストハムへ加入。昨年12月に行われたプレミアリーグ第15節チェルシー戦で負傷し、1ヶ月程度の戦線離脱を余儀なくされた同選手は公式戦ここまで13試合に出場している。

　まず、ズマは「僕らには素晴らしいチーム、素敵な仲間、家族がいる。素晴らしいシーズンを送っているけど、もっと良くすることができるはずだ」と告白。さらに、シーズン後半戦の目標については「目標は欧州大会に進出することだ。ウェストハムは毎シーズンそこにいるに値すると思うし、そのために戦うつもりだ」と2シーズン連続の欧州大会進出に向けて意気込みを示した。

　また、22日に行われたプレミアリーグ第23節マンチェスター・U戦でケガから復帰を果たしたズマ。後半アディショナルタイムに失点を許して、敗北を喫した同試合を振り返ったズマは「残念なことに試合の最後の1分、最後の数秒で失点してしまったんだ。特に若手選手たちの試合にかけるエネルギーが大きかったから、全員ががっかりしていた」と悔恨。続けて「僕たちは終始、堅固だったけど、終盤にちょっとした隙を突かれて試合の最後の数秒で失点してしまった。それもサッカーなんだ。もう終わったこと。みんながっかりしているけど、次に進むしかない」と心境を明かした。