ベガルタ仙台は27日、手倉森誠氏がタイのBGパトゥム・ユナイテッドFCの監督に内定したことを発表した。同氏との契約が2月28日までとなることも合わせて発表している。
手倉森監督は2004年にベガルタ仙台でコーチに就任。2007年にヘッドコーチを務めた翌年からは2013年まで監督としてチームを率いた。2014年からは世代別日本代表監督を、2016年からは日本代表コーチを務めた経験を持ち、2019、2020シーズンにはV・ファーレン長崎の監督としてJリーグの指揮官に復帰した。
2021シーズンにはベガルタ仙台の監督に復帰したものの、チームはJ2降格が決定。その後監督退任が決定したものの、クラブには残り、クラブの強化や育成のサポートを担当することとなっていた。
手倉森氏はタイのクラブでの監督内定に際し、ベガルタの公式HPで以下の様にコメントしている。
「ベガルタ仙台を立て直し、クラブに関わっていこうと考えておりましたが、監督就任のオファーがあり、指導者として海外でチャレンジしたいという以前からの願いをクラブに汲んでもらい、快諾していただきました」
「BGパトゥム・ユナイテッドFCで新たな挑戦、がんばりたいと思います。互いに高みを目指して、刺激し合いながら向上していきましょう」
BGパトゥム・ユナイテッドFCは昨シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも出場した強豪で、ベスト16で全北現代モータースに敗れていた。今シーズンのACL出場も決定しており、タイ・プレミアリーグでは現在4位につけている。