アストン・ヴィラは27日、アーセナルからイングランド代表DFカラム・チェンバースを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2025年6月末までの3年半となっている。
現在27歳のチェンバースは、サウサンプトンの下部組織出身。2013年夏にトップチーム昇格を果たすと、翌年の夏にはアーセナルへ移籍。その後、2016−17シーズンのミドルズブラ、2018−19シーズンのフルアムと2度のローン移籍も経験した。2021−22シーズンは、プレミアリーグ2試合とカラバオ・カップ3試合に出場している。
なお、移籍金は移籍先アストン・ヴィラ、前所属アーセナルの両クラブからも公表されていないものの、ドイツの移籍情報サイト『transfermarkt』ではフリートランスファーでの移籍と報じられている。また、背番号は決定していない。
チェンバースはアストン・ヴィラのクラブ公式サイトを通じて以下のコメントを残している。
「(アストン・ヴィラは)素晴らしいクラブで、大きなクラブだ。ヴィラ・パークで何度もプレーしたし、素晴らしいファンのいる素晴らしいスタジアムだ。監督(スティーブン・ジェラード)はレンジャーズで素晴らしい成績を残した。彼は若くてエキサイティングな監督で、一緒に働くのが待ちきれない」
「このクラブに加入するのは素晴らしいステージだ。クラブに大きな勢いがあり、ここに来るにはエキサイティングな時期だ。建物の中や周辺にいるのを本当に感じることが出来る。その場所の周辺のエネルギーを感じられる。素晴らしい時期に加入出来たような気がして、全力を尽くすのが待ち遠しいね」
ウェスト・ミッドランズで新たな一歩を踏み出すチェンバース。ヴィラ・パークで活躍する姿に期待したい。