M4 GT3投入、ファーフス起用、ミシュラン! BMW Team Studieが“本気”の2022年体制を発表

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2022年01月28日 11:30  AUTOSPORT web

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写真まさに本気とも言える2022年のBMW Team Studieの参戦体制
まさに本気とも言える2022年のBMW Team Studieの参戦体制
 1月28日、スーパーGT GT300クラスに参戦するBMW Team Studieは、Youtube上、そして1月28日発売のオートスポーツNo.1569で、2022年の参戦体制を発表した。BMW M社の創立50年の記念の年となる2022年はチャンピオンを目指し、本格的にデリバリーがスタートしたBMW M4 GT3を投入。荒聖治のパートナーに長年BMWワークスドライバーとして世界中で活躍してきたアウグスト・ファーフスを、さらにCドライバーとして2020年に1勝を飾った近藤翼を起用する。そしてタイヤは、驚きのミシュランとなった。

 BMW Team Studieは、2020年にGT300に復帰。荒と山口智英のコンビで、長年GT300クラスで活躍してきたBMW M6 GT3を走らせてきた。2022年は、新たに世界中で実戦に投入されたBMW M4 GT3を投入し、BMW M社の50年記念の年に、ドイツのBMW M社から課せられた優勝、そしてチャンピオンを目指し戦っていく。

 そんなシーズンに向け、ドライバーラインアップも変更された。チームの大黒柱である荒をエースに、そのパートナーとしてBMWワークスドライバーとして世界中で多くの勝ち星を重ねてきたファーフスが起用される。ファーフスは現在BMWワークスドライバーのなかでも最も信頼されるドライバーのひとりで、M4 GT3の開発を担ってきた。

 ただファーフスはコロナ禍のなかで来日できない恐れもあるが、そのときのために控えるのがCドライバーの近藤だ。カレラカップでの王座、さらにスーパーGTでの速さと、ファーフス不在時も不安を感じさせないラインアップと言える。また荒とはスーパー耐久でもチームメイトだった経験がある。

 またチーム体制としては、鈴木康昭スタディ会長が1年ぶりに監督としてチームに復帰。熊谷亮スポーティングディレクター、高根裕一郎チーフエンジニアが就く。またコロナ禍次第というところもあるが、BMWモータースポーツのエンジニア派遣も予定されている。

 そして驚きとも言えるのが、ミシュランタイヤの使用だ。ミシュランは2020年にGT300で2チームが使用した実績があるが、このときはWECやVLN等、海外レースで使用されていた既存のタイヤのなかから選ばれていたものを使用するスタイルだった。しかし今回はミシュランのGT3タイヤをスーパーGTで先行開発するスタイルが採られる。

 この“本気”の姿勢は、BMW本体からの“檄”が飛んでいるからだという。スーパーGTで勝つために、「必要なものはすべて提供する」というドイツ側からのコメントがあり、それを踏まえてのファーフス、ミシュランの使用ということだ。

「BMWとして2022年、よりモータースポーツに力を入れるとドイツから号令がおり、我々としても体制を大幅に強化して、2011年以来の王座奪還を目指すべく、シリーズタイトルを狙う体制を作り上げました」と鈴木監督。

 マシンカラーリングは、BMW M社の創立50年を示す『50 JAHRE BMW M』という文字が大きく入り、新車初年度は「なるべく白を基調」にするというコンセプトのもと、BMWで初めてル・マン24時間を制したBMW V12 LMRのカラーリングをモチーフとした。

 また現在デイトナ24時間に参戦しているファーフスもビデオメッセージを寄せた。「日本のBMWファンの皆さまこんにちは。なんと2022年のスーパーGTに参戦することになり、とても嬉しく、非常に幸せな気持ちでいっぱいだよ」とファーフス。

「今の段階では日本に行くのは難しい状況だけど、レースカレンダーと重ならず、コロナ禍の影響が薄れ日本に行けるようになれば、世界で最もクールなこのシリーズに参戦できるようになる。機会をくれたBMWジャパン、BMW Team Studieに感謝しているよ」

 そしてチームを支える荒は「今年、新車のM4 GT3をドライブできることになり、とてもワクワクしています。皆さんに楽しんでいただけるようなレースをしたいと思います」と意気込みを語れば、近藤も「ファーフス選手、荒選手とともに優勝を目指して頑張りたいです。M4 GT3はとにかくカッコいい印象があるので、ドライブするのが楽しみです」と語っている。

 チャンピオン獲得へ向け必勝体制を敷いてきたBMW Team Studie。近年日本メーカーの車両がタイトルを争っているGT300において、非常に楽しみな存在となりそうだ。

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