高杉真宙『ゴチ』初出演で賛否も、「芸名使用NG」危機を乗り越えて発揮する“愛され力”

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2022年01月28日 20:30  週刊女性PRIME

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高杉真宙

 バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース ゴチになります! パート23」に、今年からレギュラー出演することとなった俳優・高杉真宙

 1月20日放送回で女優・池田エライザとともに新メンバーとして“お披露目”され、同27日放送回からは本格的に「ゴチ」企画に参加する様子がオンエアされたが、ネット上の反応は賛否両論といったところ。

過去にあった「朝ドラ辞退」報道

「今年の『ゴチ』は『ナインティナイン』の岡村隆史と矢部浩之、『千鳥』のノブ、『NEWS』の増田貴久というメンバーに、新しく高杉&池田が加入。一方、新メンバー2人のポジションには昨年、俳優の松下洸平と女優の中条あやみが出演していました。

 最近の『ゴチ』は俳優や女優のレギュラー起用が続いていて、松下や中条以前には田中圭や本田翼、土屋太鳳、橋本環奈などが出演。そのため、ネット上では“これまでの顔ぶれと比べたら、高杉と池田は地味”という声もあがっています」(スポーツ紙記者)

 さらに、昨年は松下と増田の“松増コンビ”が一部ネットユーザーの間で人気を集めていただけに、「まっすーの隣が松下くんから真宙くんに変わっちゃって寂しい」「真宙くんは嫌いじゃないけど、やっぱり松下くんが良かった」という声も。

 とはいえ、こうした意見はメンバーが入れ替わるたびに出ているものであり、時間が解決してくれるだろう。

 一方で高杉といえば、昨年4月に芸能事務所『スウィートパワー』を退所している。その約5か月前、2020年11月16日にスウィートパワーから独立の発表があり、話題となったことがある。

 ただ、この発表翌日に発売された『女性自身』では、高杉が事務所に対して「アイドル的な役者と僕は違います」と訴え、オファーを受け入れていたはずのNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』も自ら辞退した……などと報じられたのである。

「芸名問題」に苦慮

この報道が出たことにより、“高杉はスウィートパワーと揉めた”というイメージが広まってしまいました。ネット上のファンは“独立したら干されるんじゃないか”と心配していましたが、“決まっていた仕事を蹴ったのは無責任”という声もあり、実際、そんな態度では独立してもうまくいかないのではないかと思われました」(前出・スポーツ紙記者)

 しかし、スウィートパワーを退所して個人事務所『POSTERS』での活動を開始した高杉は、昨年7月クール放送の連続ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』(BSテレ東)で主演を務めた。

 さらに、同年10月クールの『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)と今年1月クールで放送されている吉田鋼太郎の主演で話題の『おいハンサム!!』(フジテレビ系)にもレギュラー出演中。そして今年は『ぐるナイ』の「ゴチ」メンバーに選ばれるなど、順調に活動の幅を広げている。

「高杉クン自身、独立前は不安もあったようです。というのも、『高杉真宙』という名前はスウィートパワーにつけてもらった芸名なんです。“独立にあたって使用できなくなるのでは……”と、周囲の関係者に相談していたといいます。

 しかし、結果的に独立後も同じ芸名で変わらず活動ができています。つまり、『高杉真宙』から“改名しなければならないほどの大きな確執はなかったから”同じ芸名で活動できていることを意味しています。これは業界的にかなり珍しいケースです。

 テレビ関係者たちはスウィートパワーにある程度気を遣いながら、それでも高杉クンを“起用したい”と思わせる実力と人望が彼にはあるのでしょう。基本的にスタッフへの気遣いも細かいので評判もいい。いわゆる“愛され力”が備わっている印象です。かつての『おかえりモネ』辞退の背景にも、何か複雑な事情があったのではないかと思いますよ」(芸能プロ関係者)

 今年は「ゴチ」で幅広い層に「高杉真宙」の名前と顔を売り、さらなる飛躍を狙えるのだろうか。

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