「サバゲー始めた時と今」 手作り装備の劇的進化にビックリ

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2022年01月29日 12:01  おたくま経済新聞

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「サバゲー始めた時と今」 手作り装備の劇的進化にビックリ

 「#サバゲー始めた時と今」


 ツイッターにてこのようなハッシュタグをつけて2枚の写真を投稿したMSS ムラサメ・ラビットさん(@BKgGInadKnIe3af)。


 片方の写真は2019年に撮影されたもので、黒いフェイスマスクにベストといういかにもサバゲーらしい装備。もう片方の2021年の写真は白を基調とした装甲にウサギをモチーフにしたヘルメットを装備し、さながら特撮ヒーローのような出で立ち。3年でここまで進化するのか……と思わず唸ってしまいました。


【その他の画像・さらに詳しい元の記事はこちら】


 ムラサメ・ラビットさんは高校時代に、地元で活躍しているローカルヒーロー団体に入団しました。現在も小道具や衣装を制作したり、アクターとしてヒーローショーに出演するなど活躍しています。こうした経験を趣味のサバゲーに活かし、コスチュームを自作するようになったそうです。


 加えて元々ヒーローや、アニメ・ゲーム好きであるというムラサメ・ラビットさん。コスチュームには、既存作品に登場するロボットなどから影響を受けている部分もあるそうです。投稿ではその変遷も確認できますが、特撮、ロボットアニメ好きの方なら、「この部分はアレっぽいな……」と気付くかもしれません。3年の間に改良に改良を重ねた結果、現在の形になりました。


 各パーツのデザインも優れていますが、装備をよりカッコよく見せるための秘訣はやはり全体のバランス。


 頭を小さく見せるために肩のパーツを大きくしたり、腰のくびれを強調するために足を太目にしたりと、スタイリッシュに見せるための工夫が随所に見られます。素材には主にホームセンター等で入手可能なジョイントマットを使用しているので軽量かつ柔軟。激しい動きの邪魔になりません。


 まさに劇的進化と言えるムラサメ・ラビットさんの変わりようには大きな反響が。投稿には3万件を超える「いいね」が付き「無課金ユーザーと重課金ユーザー」「新作TPSかFPSゲームの主人公みたい」といった称賛の声が相次いで寄せられています。


 「(コスチューム制作は)生きがいそのものです。自分にとってアーマーはもう1人の自分(アバター)に近いものと考えております」


 作品の制作についてこのように思いを語ったムラサメ・ラビットさん。自作した装備を通して理想のヒーローになれる、これもコスチューム制作の醍醐味なのかもしれませんね。



<記事化協力>
MSS ムラサメ・ラビットさん(@BKgGInadKnIe3af)


(山口弘剛)


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