リーズが、リヴァプールに所属する日本代表FW南野拓実への関心を高めているようだ。29日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じた。
現在27歳の南野は2020年1月にザルツブルクからリヴァプールに加入したが、定期的に出場機会を得ることはできておらず、昨年冬にはサウサンプトンへの期限付き移籍も経験。リヴァプールに復帰した今シーズンはここまで公式戦18試合の出場で6ゴール1アシストを記録しているものの、リーグ戦でのスタメン出場はここまでゼロとなっている。
そしてリヴァプールは現在、ポルトに所属するコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得に迫っているとされ、南野はベルギー代表FWディヴォック・オリジとともにさらなる出場機会減少が懸念されている。そのような状況のなか、以前にもリヴァプールに南野の獲得を打診していたリーズが再び同選手への関心を示しているという。
リーズはザルツブルクのアメリカ人MFブレンデン・アーロンソンの獲得を目指していたが、同選手の獲得は難航。その代わりとして南野の獲得を「本気で」目指しており、今季終了までのレンタル移籍を熱望しているという。
複数の大会で勝ち残っているリヴァプールは重要なバックアッパーである南野の放出に消極的だとも伝えられていたが、今冬の移籍市場が閉幕する31日までに交渉がまとまるのか注目だ。