デイトナとル・マン、両サーキットのシケイン名称が変更。IMSAとACOの連携のシンボルに

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2022年01月29日 22:50  AUTOSPORT web

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これまでバスストップ・シケインと呼ばれていたデイトナのシケインは、“ル・マン・シケイン”とその名を変える
ロレックス24(デイトナ24時間レース)とル・マン24時間レース、ともに“世界三大耐久レース”に含まれる世界最大級のスポーツカーレースが開催されるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイとル・マン24時間サーキット(サルト・サーキット)は、互いの名をシケインの新たな名称に採用し今後、さらに連携を深めていく姿勢を示している。

 デイトナでは、バックストレートに設けられているバスストップ・シケインが新たに“ル・マン・シケイン”と名前を変え、この週末に開催されるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第1戦デイトナ24時間レースでデビューする。一方、ル・マンではミュルサンヌ・ストレート(ユノディエール)の第1シケインに“デイトナ・シケイン”という名称が付けられることになった。

 双方のサーキットで改称されたシケインには、会場やイベントおよび統括団体の結束のシンボルとして、ともにブルーとイエローに塗り分けられ縁石が設置される。

 この名称変更は、2021年8月に開催された昨シーズンのル・マン24時間レース時に、NASCARとIMSAの会長を務めるジム・フランス氏とACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン会長の間で話し合われたことがきっかけで実現した。

「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイのチームとIMSA、そしてル・マンのACOとのパートナーシップの精神は、かつてないほど強くなっている」と語るのは、IMSAのジョン・ドゥーナン代表。

「プロトタイプレースにおけるトップカテゴリーの歴史的な融合と、IMSAとACOによるパートナーシップの10年間延長、そして今日のル・マンとデイトナのシケインに互いの名を入れるという発表は、我々がともに、これまで見たことがないようなスポーツカー耐久レースの驚くべき“新時代”に乗り出そうとしていることを示すものだ」

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