躍進するチームの屋台骨…ベティスMFが胸中を明かす「CLに出場することを夢見ている」

ベティスのポルトガル代表MFウィリアム・カルヴァーリョが、シーズン後半戦へ向けて意気込みを示した。31日付でスペイン紙『アス』が伝えている。

　現在29歳のカルヴァーリョは母国ポルトガルのスポルティングでプロデビューを飾ると、2018年夏にベティスへ加入した。今シーズンのラ・リーガ20試合に出場している同選手の活躍もあり、ベティスは同リーグ第22節終了時点で3位。また、ヨーロッパリーグ（EL）4試合に出場し、チームの決勝トーナメント進出に大きく貢献している。

　まず、カルヴァーリョは「僕たちは3位を維持し、CLに出場することを夢見ている。そのために努力しているんだ」と同クラブ16シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得へ意気込む。続けて「監督からたくさんアドバイスを聞いて、自信を持つことができた。自分がピッチ上で何ができるかもわかっている。これだけ質の高いチームメイトがいれば、すべてが簡単。重要なのは、すべての選手が高いレベルでパフォーマンスを発揮していることだ」と好調を維持している要因を明かした。

　さらに、カルヴァーリョは「今年はプレーの幅が広がったね。僕はこれまで多くの改善、努力を重ねてきた。最後までこのレベルにとどまるために努力を続ける」と自身のパフォーマンスに言及。また、複数のクラブから関心を寄せられていたことについては「自分を欲しがり、関心を持って追いかけてくれるチームがあることは、とてもうれしいこと。でも、今は移籍市場のことは考えていない。今シーズンが素晴らしい、忘れられないものになるように、最高の形で進みたい」と胸中を明かした。