ユヴェントス、ボルシアMGからスイス代表MFザカリア獲得　移籍金は約6億円

ユヴェントスは31日、ボルシアMGからスイス代表MFデニス・ザカリアを獲得したと発表した。契約期間は2026年6月30日まで。

　ザカリアはボルシアMGと2022年夏までの契約を結んでいたが、契約を更新しないことを明言しており、残す契約期間は半年を切っていた。ユヴェントスは移籍金450万ユーロ（約5億8000万円）を今後3年間で支払うと発表。また連帯貢献金などで410万ユーロ（約5億3000万円）が別途必要となる。

　現在25歳のザカリアはスイスの地元クラブであるセルヴェットの育成組織で育ち、2014年にトップチームに昇格した。翌年にはヤング・ボーイズに移籍すると、2017年夏にボルシアMGに加入。ボルシアMGでは公式戦通算146試合に出場し11得点8アシストを記録。チャンピオンズリーグ出場も経験し、中盤からチームを支えている。

　また、ザカリアはコンゴ民主共和国、南スーダンにルーツを持つが、スイス代表でのプレーを選択。2016年5月にデビューを果たし、FIFAワールドカップロシア2018やEURO2020にも出場した同選手はこれまで40キャップを記録している。