スパーズ新加入のクルゼフスキが移籍劇を振り返る…「2度も考える必要はなかった」

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2022年02月01日 13:00  サッカーキング

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クルゼフスキが移籍劇を振り返った [写真]=Getty Images
31日、トッテナムに新加入したスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキが、この冬の移籍を振り返った。

 同選手は、同日ユヴェントスからトッテナムに1年半のローン移籍で加入。ローン料として1000万ユーロ(約13億円)を支払ったとの報道もあり、買い取りオプションも付帯している。

 クルゼフスキはこの移籍について、「非常に良い気分。ここにいることを非常に嬉しく思うし、スパーズが与えてくれたこの機会に非常に感謝している」と語り、以下のように続けた。

「プレミアリーグは常に行きたいと思っていたリーグで、15歳の時からプレミアリーグのことを考えていた。スウェーデンで見ていて世界最高のリーグだったし、今でもそう思っている。別世界のようだね。いつも『いつそこに行くことが出来るのか』を考えていたが、この機会が来た時、2度も考える必要はなかった」

「チームにエネルギーをもたらしたいと思う。サッカーをするのが好きで、世界で最高のことだし、プレーして攻撃し、守ってお互いのためにプレーする。試合に勝つためにゴールを決めて、アシストもしたい。それを全てやりたい。5歳の時から、姉、家族、友達とサッカーをしている。サッカーは私にとって全てだし、それを楽しんでいると思う。重要なことは、はるかに良いプレーをすることで、プレーするときに皆が楽しんでくれるということです。それは私がここにもたらせることを願っている重要なことです」

「常に前進したいと思うし、もっとゴールを決めたいと思う。2−0や3−0で勝っている時に、後退して守り切るタイプではない。フレッシュなエネルギー、新しいクラブ、新しいスタジアムに触れ、とても幸せだ。ファンに会い、クラブ全体、チームの選手たちを知ることが待ちきれない。それはエキサイティングな時間だ。本当にここに来てとても嬉しい。夢が叶った」

 また、アタランタ、パルマ、ユヴェントスの3クラブを渡り歩いたイタリア時代にも言及している。

「15歳でベルガモ(アタランタのホームタウン)に引っ越した。非常に難しかった。家族が恋しく、寂しかった。友人がいなかったらもっと難しかったかもしれない。パルマでは素晴らしいシーズンを過ごした。1年間のローンだったので、何が出来るかを証明するために1年を過ごしたし、調子の良かった3~4試合ですぐに感じた。何も考えずにプレー出来ていた。気分が良い時にはとても上手くいくし、メンタル的にも、フィジカル的にもそのフェーズまで持っていきたいと思う。ユヴェントスでは多くのことを学んだ。2シーズンの間だったが、2人の異なる監督(マウリツィオ・サッリとマッシミリアーノ・アッレグリ)との濃密な2シーズンだった。非常に良い選手がいるクラブで、世界最高の選手の1人(現マンチェスター・Uのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド)と一緒にプレーしたのは、とても良い経験だった」

 現在21歳のクルゼフスキは、アタランタの下部組織出身。2019年にトップチーム昇格を果たすと、同年夏にパルマへローン移籍。2020年に冬に復帰し、直後にユヴェントスへ完全移籍を果たした。2021−22シーズンは、セリエAで20試合に出場している。

 初挑戦のイングランドで新たな一歩を踏み出すクルゼフスキ。2月9日に行われるサウサンプトン戦でいきなりのプレミアリーグデビューは実現するか。

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