横浜FM、昨季限りで現役引退の富澤清太郎氏がスクールコーチに就任「立場は変わり…」

横浜F・マリノスは2月1日、2021年シーズンをもって現役を引退した富澤清太郎氏がスクールコーチに就任することを発表した。

　現在39歳の富澤氏は東京ヴェルディの育成組織出身で、2001年にトップチーム昇格。ベガルタ仙台へ期限付き移籍した1年間を除き、東京ヴェルディ在籍10シーズンで公式戦通算208試合に出場した。2012シーズンからは横浜Ｆ・マリノスへ活躍の場を移すと、2013シーズンの明治安田生命J1リーグ2位フィニッシュに貢献。同年のJリーグ優秀選手賞を受賞した。その後、ジェフユナイテッド千葉などでのプレーを経て、2021シーズンに東京ヴェルディへ10年ぶりに復帰。同シーズンの明治安田生命J2リーグ4試合に出場した富澤氏は、1月31日に現役引退を発表していた。

　富澤氏は同クラブのスクールコーチ就任に際し、クラブ公式サイトでコメントを残している。

「この度、ご縁ありましてF・マリノスのスクールコーチとして帰還いたしました。まず、迎え入れて下さった皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます。立場は変わり、指導の道をこの素晴らしいクラブでスタートさせる事が出来、幸せと誇りを感じ、感謝の気持ちでいっぱいです。創設30周年、伝統あるこのクラブの未来の為に、繋がれた想いと責任を自分の持てる全てを捧げて繋いでいきたいと思います。皆様、よろしくお願いします！　セィッ！」