サレルニターナ、元ローマのFWペロッティ加入を発表…今冬11人目の補強

サレルニターナは2日、元アルゼンチン代表FWディエゴ・ペロッティの加入をクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2021−22シーズン終了までとなり、背番号は「88」に決定している。

　現在33歳のペロッティはセビージャやジェノア、ローマなどで活躍。セリエAでは通算149試合に出場して31ゴール28アシストを記録しており、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでのプレー経験も持っている。2020年10月からはフェネルバフチェに所属していたが、ケガに泣かされて出場は4試合（3得点）にとどまり、昨年夏に退団していた。

　サレルニターナは昨年12月31日に新オーナーによる買収が決定し、懸念されていたセリエAからの除名を間一髪で回避。さらに元ボローニャのワルテル・サバティーニ氏を新たなTD（テクニカル・ディレクター）に招へいし、今冬の移籍市場では積極的な補強を敢行した。新加入選手はペロッティも含めて、セリエA最多の11選手。降格圏脱出に向けて、元アルゼンチン代表DFフェデリコ・ファシオ、フランス人FWリス・ムセ、元イタリア代表MFシモーネ・ヴェルディ、U−19ルーマニア代表DFラドゥ・ドラグシンらを獲得している。

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