マンUのレジェンド、ロイ・キーン氏が3部サンダーランドの監督に？　かつて同クラブ指揮経験あり

元マンチェスター・ユナイテッドのアイルランド代表MFロイ・キーン氏に、3部サンダーランドの監督に就任する可能性があるようだ。2日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

　同紙によると、チャンピオンシップ（イングランド2部）への昇格を目指すサンダーランドは30日のボルトン戦で0−6の大敗を喫して自動昇格圏外の3位に転落後、前監督リー・ジョンソン氏を解任。空位となった監督のポジションには、「基準を設定するリーダー」が望まれていると伝えられ、2006年から2008年に渡ってサンダーランドを率いた経験を持つロイ・キーン氏に接触し、近日中に会談の場を設けるとのことだ。

　現在50歳のキーン氏は、現役時代マンチェスター・Uやセルティックなどでプレー。引退後は指導者の道へ進み、前述の通りサンダーランド、イプスウィッチで監督を歴任した。その後はアイルランド代表、アストン・ヴィラ、ノッティンガム・フォレストでアシスタントコーチとなり、現在はイギリスメディア『スカイスポーツ』で解説業を務めている。

　また、『デイリー・メール』はキーン氏の他に、元クリスタル・パレスのニール・ウォーノック氏、2022年1月25日までハルの監督だったグラント・マッキャン氏、元セルティック監督のニール・レノン氏などが候補リストに挙がっていると報じている。

　現役時代は闘将として鳴らしていたキーン氏。監督就任となれば、5シーズン前までプレミアリーグで戦っていたクラブを再生することは出来るのか、注目が集まる。