A・トラオレが入団会見「バルサのエッセンスを失ったことはない」…背番号は11に

スペイン代表FWアダマ・トラオレがバルセロナの入団会見に臨んだ。2日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　A・トラオレは、ウルヴァーハンプトンからの期限付き移籍で下部組織時代も過ごしたバルセロナへ2015年以来に復帰。入団会見では「7年間離れていたから、バルセロナのファンに喜んでもらえるようできる限りのことをするつもりだ。故郷に帰ってくることができて幸せだし、日曜日（6日）には自分の才能を示したい」とラ・リーガ第23節アトレティコ・マドリード戦の出場にも意気込みを示した。

　また「これまで身体も変わったし経験も積んだが、バルセロナのエッセンスを失ったことはない。トップチームで活躍するためには、時に違う道を歩まなければならないこともある」と自身の過去を振り返りながら、「僕は本当に幸せだし、興奮している。あらゆる方法でチームの力になる準備はできているし、カンプ・ノウに戻るということはとても特別なことなんだ」と喜びを口にしている。

　新たな背番号は11番に決定。スペイン代表としても8試合に出場しているA・トラオレは「僕はこれまで両ウイング、ストライカー、ウイングバックとしてプレーしてきた。いろいろなポジションに対応できるけど、（シャビ・エルナンデス）監督からはウイングとしてプレーしてほしいと言われている。彼は僕に、他のウイングと同じようにゴールを決めることを求めているんだ」と明かし、攻撃面での活躍を誓った。