歓喜の夜をもう一度…ビルバオ指揮官がレアル戦へ意気込む「わくわくする」

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2022年02月03日 17:46  サッカーキング

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意気込みを示したマルセリーノ監督 [写真]=Getty Images
アスレティック・ビルバオのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が、3日に行われるコパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝レアル・マドリード戦へ意気込みを示した。2日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2大会連続で国王杯決勝に進出しているアスレティック・ビルバオは1月20日に行われた同大会ラウンド16バルセロナ戦で120分間の死闘の末、3−2で勝利を飾った。中2日で行われたラ・リーガ第22節ラージョ・バジェカーノ戦ではスペイン代表MFイケル・ムニアインらが欠場を余儀なくさせたものの、18歳のスペイン人FWニコ・セラーノが躍動。同選手のラ・リーガ初ゴールが決勝点となり、1−0で勝利した“ロス・レオネス(アスレティック・ビルバオの愛称)”は同リーグ3試合無敗と好調を維持している。

 まず、マルセリーノ監督は「勝ちたい。またこんな夜がやってくるなんて、わくわくする。あの試合は私にとって魔法のような試合だった。バルセロナ戦で経験した忘れられない夜を、レアル・マドリード戦では超えることができると期待している」と告白。続けて「野心、熱意、競争力、欲望が欠けてはならないことは確か。それに加えて、欠かすことができないのは正確さ。狙い通りにいけば、チャンスはもっと増える。非常に互角の勝負になり、ペナルティーエリアでのディテールが決め手になるだろう」と決定力が勝敗のカギを握ると明かした。

 さらに、バルセロナ戦後に新型コロナウイルス陽性反応が確認されたムニアインについて、マルセリーノ監督は「コロナに感染したけど、彼は無症状で十分な回復時間を得ている。満足にトレーニングを行えているし、プレーするのに完璧な状態だ」とコンディションに言及した。

 その一方、負傷により戦線離脱したレアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマ。今シーズンの公式戦24ゴールを挙げている同選手の欠場について、マルセリーノ監督は「彼は、ここまでのラ・リーガで断トツのベストプレーヤー。攻撃の局面において最も重要な選手であり、ゴールに近い場面で決定的な役割を果たす。レアル・マドリードに勝ちたいだけに、彼が出場しない方がチャンスは多い」と本音を吐露。また、今季のレアル・マドリードに3戦全敗を喫していることについては「情報が多ければ多いほど、対策の選択肢は増える。足りないものがあったからこそ、分析を入念に行う。必要な成功を手にするために、みんなで力を合わせたい」と4度目の正直へ向けて意気込みを示した。

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