アシュリー・コール氏がエヴァートンのコーチに就任！　“盟友”ランパード監督と再タッグ

エヴァートンは3日、元イングランド代表DFアシュリー・コール氏がトップチームのコーチに就任することを発表した。

　エヴァートンは1月31日に新監督としてフランク・ランパード氏の就任を発表。暫定監督を務めていたダンカン・ファーガソン氏やGKコーチのアラン・ケリー氏がコーチ陣に残った一方で、新たにアシスタントコーチとしてチェルシーからジョー・エドワーズ氏を引き抜いたほか、ポール・クレメント氏やクリス・ジョーンズ氏がコーチ陣に加わっている。さらに、現役時代にランパード監督と共闘したA・コール氏もコーチングスタッフの一員となった。

　A・コール氏は現役時代にランパード新監督とチェルシーで8年間ともにプレーし、イングランド代表でも長年チームメイトだった。2019年1月には同監督が率いていたダービー・カウンティに加入し、同シーズン終了までプレーした。同年8月に現役を引退し、同10月から古巣チェルシーのアカデミーコーチに就任。2021年7月からはU−21イングランド代表のアシスタントコーチも務めていた。

　A・コール氏は就任に際し、エヴァートンのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「フランクから『エヴァートンで一緒にやらないか』と誘われたときは、とても感激した。素晴らしいクラブで素晴らしい機会を得ることができたので、ここで一生懸命働き、エバートンに成功をもたらす手助けをするつもりだ。フランクと再びタッグを組めることも大きな魅力だ。彼は素晴らしい監督であり、リーダーでもある。他のスタッフも含めて、私たちが一緒に成し遂げたいことのための準備はすべて整っている」

　また、ランパード氏は次のようにコメントし、盟友を歓迎した。

「アシュリーを私のチームに加えることができ、とてもうれしく思っている。彼の素晴らしい選手としてのキャリアと、試合で達成したことは誰もが知っている。彼は今、U−21イングランド代表での仕事ぶりから、コーチとして高く評価されている。彼は、豊富な熱意と試合経験をもたらしてくれるだろうし、我々のコーチングスタッフに力を与えてくれる非常に優秀な若手コーチだ」