PK2発のマジョルカが連敗を「4」でストップ!…躍動の久保は好機を決めきれず

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2022年02月06日 02:22  サッカーキング

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好機に絡み連敗ストップに貢献した久保 [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第23節が5日に行われ、MF久保建英が所属するマジョルカとカディスが対戦した。久保は右サイドハーフで先発出場し、分まで出場している。

 先制したのはカディス。8分、エリア外から新加入のルベン・アルカラスが思いきって左足を振り抜くと、芸術的な弾道はゴールに吸い込まれる。前節にリーグ9試合ぶりとなる勝利を手にしたカディスが、2連勝に向けて幸先の良いスタートを切る。

 しかしそこからマジョルカも反撃。13分には久保の蹴ったCKにヴェダト・ムリキが頭で合わせてゴールに迫ると、18分にはムリキが強引に送ったボールに対し、反応したブリアン・オリバンがエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーのサルバ・セビージャがこれをきっちりと決めて、20分にマジョルカが同点に追いついた。

 30分には、ロングボールを受けた久保がカットインで仕掛けると、左足でニアを狙ったシュートはわずかに枠を捉えない。さらに44分、ムリキの落としを受けた久保がエリア内へ持ち出すと、左足でゴールを狙うものの、好機でゴールを捉えることができない。

 後半に入ってもチャンスに絡む久保は、48分にカウンターから左のスペースでパスを受けると、マークに来たDF1枚を置き去りにして深い位置まで進入。しかしタイミングを図って送り込んだクロスをムリキがゴールに繋げられない。

 そして迎えた60分に試合の流れを分けるシーンが起こる。マジョルカは、クロスに飛び込んだアンヘル・ロドリゲスがプッシュされてGKヘレミアス・レデスマと強く接触。このシーンに対し、VARの末にマジョルカにPKが与えられ、キッカーを務めたムリキが左足で決めて勝ち越しゴールを奪った。

 その後はマジョルカがカディスの攻勢を受けつつ追加点を狙う展開となると、終盤の89分に久保は途中交代。アクシデントの影響で10分間取られたアディショナルタイムの攻撃もマジョルカは守りきり、最後までカディスにゴールを許さなかった。

 試合はこのまま終了。マジョルカはリーグ戦の連敗を「4」でストップし、6試合ぶりの勝利を掴むこととなった。

 次節、マジョルカは14日にホームでアスレティック・ビルバオと、カディスは12日にホームでセルタと対戦する。

【スコア】
マジョルカ 2−1 カディス

【得点者】
0−1 8分 ルベン・アルカラス(カディス)
1−1 20分 サルバ・セビージャ(PK/マジョルカ)
2−1 65分 ヴェダト・ムリキ(PK/マジョルカ)

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