アル・アハリがアギーレ監督率いるモンテレイに勝利…パルメイラス待つCWC準決勝へ

FIFAクラブワールドカップ2021の準々決勝が5日に行われ、アル・アハリ（エジプト／アフリカ王者）とモンテレイ（メキシコ／北中米王者）が対戦した。

　試合はアル・アハリが序盤から主導権を握る。28分にはサイドチェンジから左サイドをえぐり、折り返しに走りこんだタヘル・モハメドが枠内にシュートを飛ばすなどモンテレイゴールを脅かした。

　後半立ち上がりに試合が動く。またも左サイドからの鋭いクロスを一度は守護神エステバン・アンドラダがはじき返すも、こぼれたところに反応したのはモハメド・ハニー。強烈なボレーシュートを突き刺しアル・アハリが先制に成功した。

　その後はモンテレイが徐々に攻勢を強める。マクシミリアーノ・メサなどを中心にアル・アハリのゴールに迫るも、こじ開けることができない。試合はこのまま終了し1−0でアル・アハリが勝利した。ハビエル・アギーレ監督率いるモンテレイは準々決勝で姿を消した。

　準々決勝のもう1試合は6日に開幕戦を制したアル・ジャジーラ（UAE／開催国王者）とアル・ヒラル（サウジアラビア／アジア王者）が激突。今回突破したアル・アハリは8日に準決勝でパルメイラスと対戦する。