ルーニー、プレッシャーに悩まされた若きマンU時代を告白「部屋に閉じこもり、ただ酒を飲んで…」

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2022年02月06日 19:28  サッカーキング

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マンチェスター・Uに所属していたルーニー [写真]=Getty Images
元イングランド代表FWで現在はダービー(チャンピオンシップ)の監督を務めるウェイン・ルーニーが、自身の過去について語った。5日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 エヴァートンにて16歳の若さでプレミアリーグデビューを果たし、18歳でマンチェスター・Uへ移籍。その後“赤い悪魔”の一員として数多くのタイトルを獲得し、またマンチェスター・Uとイングランド代表で歴代最多得点を記録したルーニーは、Amazon Primeにて自身の半生を描いたドキュメンタリー番組がスタートすることに際して「サッカー選手としての裏側は考えたこともなかったし、心の準備もできていなかったよ」と語った。

 また、その番組で描かれる自身の過去について「若い頃はたくさんのミスをしていた」と告白。その詳細は、以下のように語られている。

「マンチェスター・Uでの初めの頃、おそらく長男のカイが生まれるまで、僕は本当に自分の殻に閉じこもっていたんだ。サッカーが2、3日休みになると実際に部屋に閉じこもり、ただ酒を飲んで頭の中から全てを追い出そうとしたこともあった。私は酒や外出が好きなことで知られているかもしれないが、決してそれだけではない。頭の中で問題が起こっていたんだ」

「国のためにプレーすること、あるいはマンチェスター・Uのためにプレーすること、そして私生活について新聞に書かれること。そういった全てのプレッシャーに対処しようとしていた。公営団地で育ったこともあり、誰かに話しかけにいくことはなかった。いつも自分自身で解決する方法を探していたんだ」

 現在36歳となったルーニーは「当時は自分の頭の中をドレッシングルームで話すことができなかったが、今ならみんな話す力があるはずだ。選手が内心苦しんでしまわぬようコントロールしているよ」とも語り、自身の経験を活かしつつ選手を指導していると明かした。

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