レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオが、6日に行われたラ・リーガ第23節グラナダ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ラ・リーガ第22節終了時点で15勝5分2敗の首位レアル・マドリードは、6日に行われた同リーグ第23節でグラナダと対戦した。序盤から攻勢に出た“白い巨人”だったが、相手GKの活躍により1点が遠い。それでも74分にMFアセンシオのゴラッソで先制に成功したレアル・マドリードは1−0でグラナダを下し、公式戦3試合ぶりの勝利を飾った。
まず、アセンシオは「勝てたことはとても重要なこと。僕にとってベルナベウで得点することはとても大きな意味を持つ。このような形で恩返しがしたかった」と胸中を明かした。
さらに、チームを勝利へ導いた自身のゴラッソについて、アセンシオは「ボールをうまく置いて、力強く押し出すように…。できれば不規則な回転をかけてGKの判断を遅らせることも心がけていた。彼はあのシュートを予想していなかったし、ディフェンスも(エデル・)ミリトンがボールを奪取した直後で切り替えられていなかったんだ。素晴らしいゴールだったね」と披瀝。また、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督については「たくさんプレーに関与して、チャンスがあれば必ずゴールを狙えと言われている。カルロが与えてくれた自信は僕にとってとても大切なものだから、うれしいよ」と同指揮官とのエピソードを明かした。
今節にオサスナと対戦した2位セビージャは試合終了間際のPK失敗が響き、スコアレスドロー。グラナダ戦での勝利によって、勝ち点「6」差に突き放したことについて、アセンシオは「今日は勝つことがとても重要だった。リーグ戦では、他チームの失敗を利用することも必要。ライバルが躓いた時は勝利の味が格別になる」と勝利の喜びを噛みしめた。