6日に行われたFAカップ4回戦のノッティンガム・フォレスト(2部)対レスター(1部)での出来事が話題を呼んでいる。同日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
試合は前半のうちにホームのノッティンガム・フォレストが3点をリードすると、40分にケレチ・イヘアナチョのゴールでレスターが1点を返したものの、後半にもノッティンガム・フォレストが1点を追加して、4−1で勝利を収め、5回戦進出を果たした。
問題となっているのはノッティンガム・フォレストが3得点目を挙げた場面。右CKからジョー・ワローのゴールでリードを3点に広げたノッティンガム・フォレストの選手たちが喜び合っているとそこにレスターファンと見られる一人が乱入し、選手たちに向かって殴りかかる事件が起こった。選手たちと警備員によって侵入者はすぐさま確保され、試合はそのまま再開された。
試合後、ノッティンガムシャー警察はピッチに侵入したファンを逮捕したことを発表。これを受け、レスターのスポークスマンは「クラブはそのように行動に愕然としていて、安全性が損なわれたことについてノッティンガム・フォレストとその選手たちに謝罪する」と謝罪を表明し、問題となったファンについては生涯出入り禁止にすることも明らかにした。
「問題となった人物を確保するためにシティ・グラウンド(スタジアム)にいた警備員がとった迅速な行動にも賛辞を送る。また、その人物はホーム、アウェイにかかわらず国内外のレスターに関わるすべての試合に生涯出入り禁止とした。さらなる適切な行動をとるために、関係当局にあらゆる協力をしていく」