FAカップでPK失敗のマンU若武者に人種差別投稿…警察が捜査、情報提供呼びかけ
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2022年02月09日 01:06 サッカーキング
マンチェスター・UのFWアンソニー・エランガに向けられた人種差別に捜査が入るようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
FA杯4回戦が4日に行われ、マンチェスター・Uはホームにミドルスブラを迎えた。マンチェスター・Uは19分に獲得したPKをFWクリスティアーノ・ロナウドが外すなど決定機を逃し、勝負はPK戦に。ミドルスブラは8人目までキックを成功させたものの、マンチェスター・Uは8人目のエランガが失敗し同クラブは4回戦で姿を消した。
試合後、SNSではエランガに対して奮闘をたたえる人がいた一方、人種差別的なコメントが散見され、問題となっていた。これを受けて警察が捜査に動いているようだ。
グレーター・マンチェスター警察(GMP)は「GMPはマンチェスター・Uとミドルスブラの試合の後、金曜日の夜(2022年2月4日)から確認されているソーシャルメディアの人種差別的投稿に関連する件に関して捜査しており、現在も捜査は継続中です。情報をお持ちの方は警察にお知らせください」とクライムリファランスナンバーとあわせて情報提供を呼び掛ける声明を発表している。
欧州フットボール界では人種差別的な発言や行動が多くみられ、リーズのサポーターがアーセナル選手に対し人種差別的なチャントを歌い生涯出入り禁止となるなど、問題となっている。
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