チェルシーでコーチを務めるツォルト・ロウ氏がトーマス・トゥヘル監督の代わりに会見に出席し離脱者の状況についてコメントした。クラブ公式サイトが伝えている。
チェルシーはクラブワールドカップに臨むためアブダビへ出発。9日に準決勝、勝利すれば12日に決勝(同日に3位決定戦)を控えており、現在は現地で調整している。
トーマス・トゥヘル監督が新型コロナウイルス陽性となったためチームに帯同できない状況で、ロウ氏はチームを離脱している選手について言及した。5日のFAカップ4回戦プリマス・アーガイル戦で負傷したイングランド代表MFメイソン・マウントは前日の練習にも参加しており、軽傷な模様。「メイソンは日に日に良くなっている。時間を見てだが、今日どれくらい動けるか、今日どう感じているかを見て明日、最後の決断を下すことになる」と起用の可能性を示唆した。
また、しばらく負傷により離脱が続くイングランド代表DFリース・ジェームズについてもコメント。帯同はしているものの、「彼がクラブワールドカップで試合に出る可能性はないと思う。本当に、本当に良い道を歩いてきているが試合出場やグループでのセッションを楽しむためにはもう数日かかると思う」と厳しい状況を明かした。
一方、アフリカネーションズカップにセネガル代表として参戦したGKエドゥアール・メンディについては、次のように語っている。
「メンディは今日遅くか明日に到着する。彼がどのような状態で、どれくらい疲れているのかを見ることになる。まず到着したら、彼をチェックし、話をするよ。彼がプレーする可能性があるかどうかは、数日したら分かると思う」
「素晴らしいゴールキーパーが2人いることは、コーチにとっては良い状況だ。メンディは素晴らしいパフォーマンスで、アフリカカップを制覇し最優秀GKとなった。ケパは素晴らしい仕事をしているし、この前の試合では非常に重要なPKをセーブした。彼だって非常に良い状態だよ。いずれにしてもGKコーチと話し合い決断を下すよ」
「メンディのことを考えると私たちもとても幸せだ。彼にとっても、すべてのアフリカの選手にとっても、アフリカカップで優勝することはとても大切なことだ。彼のパフォーマンスは素晴らしかった。チームメイトと一緒に、国でお祝いすることはとても重要なことだった。素敵なセレブレーションだよ!」