コッパ・イタリア準々決勝が8日に行われ、インテルとローマが対戦した。
インテルは2分、左サイドをイヴァン・ペリシッチが抜け出すと、クロスに反応したのはエディン・ジェコ。低いクロスに右足で合わせ、最初のチャンスで先制ゴールを奪う。さらに攻め込むインテルは6分、ニコロ・バレッラがミドルシュートを放つと、強烈なボールはバーを叩いた。
一方のローマも19分、前線でパスを繋ぐと、最後はタミー・アブラハムのパスにニコロ・ザニオーロが抜けだし一対一を迎える。しかし決定的なシュートはコースが甘く、GKサミール・ハンダノヴィッチに防がれ得点とはならない。試合はインテルがペースを握りつつ、比較的落ち着いた展開でハーフタイムに入る。
後半に入り追いつきたいローマは62分、セルジオ・オリヴェイラがミドルシュートを狙うと、ブロックに当たりコースが変わったボールをハンダノヴィッチが好セーブ。すると68分、マッテオ・ダルミアンの落としを受けたアレクシス・サンチェスが右足を豪快に振り抜く。強烈なミドルシュートが糸を引くようにトップコーナーへと吸い込まれ、インテルが貴重な追加点を奪った。
その後は豊富な選手層を生かして交代枠をうまく使ったインテルが盤石の勝利。試合はこのまま終了し、インテルが準決勝への進出を決めた。
【スコア】
インテル 2−0 ローマ
【得点者】
1−0 2分 エディン・ジェコ(インテル)
2−0 68分 アレクシス・サンチェス(インテル)