エヴァートンのフランク・ランパード監督が8日、クラブ公式サイトを通じてコメントを残した。
同日、エヴァートンはニューカッスルとアウェイで対戦。試合は36分に相手DFジャマル・ラッセルズのオウンゴールでエヴァートンが先制に成功するも、1分後に今度はDFメイソン・ホルゲイトがオウンゴール。1−1で折り返すと、MFライアン・フレイザー、DFキーラン・トリッピアーにゴールを許し、エヴァートンは1−3で逆転負けを喫した。
試合後、ランパード監督がインタビューに応じ、試合を振り返った。
「難しい試合だった。土曜日の良いパフォーマンス(FAカップ4回戦のブレントフォード戦。4ー1で勝利)から一転、これは我々が望むプレーではなかった。我々は一歩前に出たが、その後すぐに失点してプレッシャーを招いた。ここに来てから1週間だ。我々は、彼らのダイレクトプレー、セカンドボールのいくつかで非常に効果的だったニューカッスルとの難しい試合に直面した」
「良い要素も、それほど良くない要素もあったが、我々は確かに頭を上げて前進しなければならない。この中には長い道のりがある。この試合の難しさを非常に痛感し、ニューカッスルがフレッシュに来て、私もチームについていくつか学んだ」
また、この試合ではFWデマレイ・グレイ、DFジェリー・ミナが、前半で立て続けに負傷。それらの要素も、ビハインドを追い上げる部分で制限がかかった要因であることを認めた。
「彼らは我々にとって大きな選手なので、(彼らの負傷は)私たちを大きく混乱させた。デマライは今のところ素晴らしいシーズンを過ごしてきましたが、アンソニー(・ゴードン)、デマレイ、リチャーリソンに問題が起こっていると思っていました。その後、ジェリーは明らかに私たちにとっても大きな選手で、2人失ったとき、後半も交代策に制限がかかった。試合に違いを与えるため、もっと選手交代を加えただろうが、ドニー(・ファン・デ・ベーク)を投入すること以外は不可能だった」
3試合未消化ながら、降格圏の18位ノリッジとは勝ち点差「3」と危ない状況が続くエヴァートン。次節も15位リーズが相手で、順位が近いチームとの対戦だけに、気の抜けない日々が続くか。