エリクセン、今夏にトッテナム復帰も? コンテ監督が示唆「何が起こるか見てみよう」

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2022年02月09日 21:48  サッカーキング

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コンテ監督(左)がエリクセン(右)に言及 [写真]=Getty Images
トッテナムのアントニオ・コンテ監督が、今夏の移籍市場でデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(ブレントフォード)の獲得に動く可能性を示唆した。9日にイギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 現在29歳のエリクセンは2013年夏にアヤックスからトッテナムへと完全移籍。公式戦通算305試合の出場で69ゴール90アシストを記録し、2016−17シーズンのプレミアリーグ2位フィニッシュ、2018−19シーズンのチャンピオンズリーグ決勝進出などに貢献した。

 また、2020年1月に完全移籍で加入したインテルでは当時チームを率いていたコンテ監督に師事し、2020−21シーズンのセリエA優勝を達成した。

 しかし、デンマーク代表として参加していた昨年夏のEURO2020で試合中に心停止を起こし、エリクセンのキャリアは中断を余儀なくされる。それでも同選手は現役続行を諦めず、イタリアでは植え込み型除細動器(ICD)装着状態でのプレーが認められないことから、昨年12月にインテルと双方合意で契約を解消。そして先月31日、ブレントフォードに今季終了までの契約で加入した。

 一時期フリートランスファーだったエリクセンの移籍先候補にはトッテナムの名前も挙げられていたが、コンテ監督は同選手の獲得を検討したことは「正直なところない」と告白。「エリクセンがイングランドでプレーするために戻ってくるには、もっと時間が必要だと考えていたので、この状況には驚いている」と語った。

 それでも、ブレントフォードとの契約が満了を迎える今夏にエリクセンの獲得を目指す可能性はあるようだ。「エリクセンがトッテナムの物語の一部であることは間違いない。ここに戻ってくることは、彼にとっても、私にとっても、クラブにとっても良い機会になる。彼は今、ブレントフォードと契約している。6カ月だけね。何が起こるか見てみようじゃないか」と、エリクセンのパフォーマンス次第で獲得に動く可能性を示唆した。

「インテルで一緒に良い時間を過ごしたので、ピッチで彼に再会できることを一番に喜んでいるよ。リーグ優勝もしたし、重要な2シーズンを一緒に過ごした。彼の今後の活躍を祈っている。そして、将来何が起こるかは誰にもわからない。また彼と一緒に仕事ができれば、私にとって良いことだと思うよ」

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